以前からおすすめされていたフルーツサンドをいただきに表参道の「サロン・ド・テ・ラヴォンド」さんへ。
「パンとエスプレッソ」さんに行く通りへ入った辺りにお店はありました。
フルーツサンド専門の支店も出されたようですが、紅茶専門店である本店の喫茶へ。
紅茶専門店ということで紅茶メニューもずらりと並んでいましたが、詳しくないので店主さんに相談して基本っぽいアッサム セカンドフラッシュ(ナホルハビ農園)を注文。
アイスのフルーツティーなども人気のようでしたが、最初はストレートでいただきたかったのですよね。
とても素敵なカップ。
渋みが穏やかな分甘みを強く感じるすっきりした味わいでした。
美味しい。
シャインマスカットのフルーツサンド。
この日用意できるフルーツがバナナ、パイン、みかん3800円、シャインマスカット4500円ということだったのですよね。値段は全てドリンク込み。
基本的にフルーツサンドは事前に予約が必要なようでした。
写真では伝わらないかもしれませんが、かなりサイズのあるシャインマスカットです。
最近は安かろう何とやら的なシャインマスカットも増えてきていますが、ちゃんとモノのいいのを選んで使われているのが伝わってきます。
いいお値段はしますが、奇をてらわずパン、クリーム、フルーツだけなところも好感を持てます。
「もう半分にカットしましょうか?」とご提案いただいたので軽い気持ちでお願いしたら、この後20分くらい待つことになりました。
フルーツサンドって切るの難しいですもんねえ…。
すごい時間がかかったのでグチャグチャになっていたらどうしよう…などとつまらぬことを考えてしまいましたが、見事な断面で戻ってきました。
美しい。
パンはふんにゃりと全体に一体感をもたせたもの。
クリームは変に上品にさせすぎず、練乳のようにしっかりとした甘みを感じます。
そしてはっきりと強く甘さが弾けるシャインマスカット。
皮の食感こそが魅力のフルーツなのでこうしてカットして食べるのはもったいない気がしてしまうのですけど、それでなお食感を残しつつ、さらに言うとカットしたことによる❝やわさ❞で新たな魅力が生まれていました。
そんなに気軽にいただけるお値段ではないものの、めっちゃいいフルーツサンドを食べたいときにはバスンとストライクゾーンど真ん中に突き刺さりそうな1品でした。
紅茶も美味しくてゆったり過ごせるので、人とのんびり過ごしたいときにもよさそうだと思います。
ごちそう様でした!