続いて浅草のお店に行くついでにフルーツパーラー・ゴトーさんに寄り道。
併せてフルーツサンドをいただいていきましょう。
幸い席が空いていたのでスルッと着席。
そういえばルビーロマンがあれば…とも思いましたが今季は終了したとのこと。
ではでは初志貫徹です。
パフェとフルーツサンドと、分けることなく注文順に作っていらっしゃったように思います。
この日は12種のぶどうのパフェと、梨とりんごと柿と3種の青ぶどうのパフェが人気でした。
フルーツサンドはハーフサイズでお願いすることにして、コーヒーを付けてみました。
ちょっと意外なスタイルですね。
フルーツサンド(ハーフ)(480円)。
フルサイズだと大きな三角が4つと、この四角のものが4つになるようです。
パインが2つ、バナナが2つ、イチジクとキウイが1つずつ。
パイン・バナナ・キウイは定番で、イチジクは今回季節ネタといったところかと。
パンはペリカンさんのものですが、ややスライスが薄い分だけ嫌な味がやわらいでいました。
クリームが少量なのも特徴的で、フルーツによって「これくらいがちょうどいい」というものもあればちょっと物足りなく感じるものもありました。
1番よかったのはイチジク。
薄いカットのイチジクとクリーム、パンがしゅわーとろーりととけ合う食感が見事。
しっかり甘いイチジクをクリームがマイルドに仕立てます。
続いてキウイ。
イチジクのサンドはバランス的に少し酸味が欲しいところでしたが、こちらは反対に酸味に寄せた味わい。
イチジクの後だったので多少バランスはとれましたが、食感も酸味もやや乱雑に感じてしまいました。
これはクリームがもう少しあると味はまとまるかもしれません。
バナナは結構どのお店のフルーツサンドにも入っていましたが、この薄さはここだけだったように思います。
クリーム少なめなのも特別気になりませんでした。
パインは果汁が多い、甘みが強い、食感が固いの3点でもってちょっとパンと馴染みが悪い印象。
これはもう少しクリームが欲しい気がしますね。
コーヒー(トアルコトラジャ)(520円)。
渋みと酸味が強め。
ひとくちサイズでフルーツは薄くスライス、クリームも少ないのでとても食べやすい仕上がり。
フルーツ自体の味わいはストレートに感じることができるので、色々なフルーツを試してみたくなるフルーツサンドでした。
よく試行錯誤して考えられたバランスなのではないでしょうか。
できればパンも試行錯誤していただければよかったのですけどね…。
やっぱりお店ごとに特徴があって面白いですね。
こちらは「フルーツサンドを食べたい!」というときにイメージするものとは違いますが、これはこれで面白いスイーツでした。
また違う季節にいただいてみたいものです。