この日も朝から豊洲市場は「米花」さんへ。
こちらのお店で寒い時期の楽しみの1つといえば、おでんです。
この日はなんと、手羽先入り！
そういえば実家のおでんには手羽元を入れるのが定番でした。
骨付き鶏が入るとお出汁もいい味になりますよねえ。
ほろほろと身離れのいいお肉、トロッと煮上がった皮目。
しっかり甘みが強い一方で、旨味も濃厚なお出汁が大根の芯の芯まで浸み入っています。
なめこ汁。
鰻屋さんである「米花」さんは、肝吸いに使うお出汁も絶品なので、椀物もとても品があるのですよね。
毎回具材の変わるお味噌汁はいつも楽しみにしていますが、なめこは結構珍しい気がします。
メイタガレイの唐揚げ キノコとシーフードのソテー添え。
たっぷりのソテーの上に、豪快なカレイの1枚揚げ、脇には橙。
ちなみにメイタガレイの名前の由来は、両目の間にある棘をもって「目痛」だという説もあるそうです。
揚げたら見えぬ。
棍棒か、テニスのラケットみたいにガッシリと揚がったカレイ。
ソテーに触れた面はぐずぐずになるかと思いきや、ガッシガシのバリッバリにクリスピーな食感が保たれています。
カレイといえばエンガワ。
煮付けにすればプルンプルンに弾けんばかりのコラーゲン質が魅惑の部位ですが、揚げてもバッキバキに香ばしく仕上がって甲乙つけがたい仕上がりです。
ソテーはキノコとシーフードで香り高く、まったりと仕上がった餡かけ風。
ここに橙を絞って酸味とちょっとビターな風味を加えます。
というわけで、夜ご飯だったとしても贅沢に感じてしまいそうなほどの極上の朝ご飯でした。
大満足でごちそう様でした！
