最近しょっぱい系のパンケーキを食べたい気分になっていて、そういえばあのお店にあったな…と茗荷谷に来たついでに英国風カフェの「Nutty's Caff(ナッティーズカフ)」さんへ。
覚悟はしていましたが、大人気で行列ができたいたのでちょっと待ちました。
バターミルクパンケーキ ベーコンエッグ。
確か「20分お時間いただきます」と言われたと思うのですけど、そんなに時間はかからず提供されました。
タイミングがよかったのかもしれません。
ふかふかで大判のパンケーキが2枚と、ホイップバター、目玉焼きにベーコン3枚。
しょっぱいメニューのバランスをとるメープルシロップが添えられています。
色が濃くて張りのある卵黄が印象的な目玉焼き。
しっかり焼きの入ったベーコンが、ほの甘いパンケーキの香りと鮮烈なコントラストを生んで鼻孔を刺激します。
やるときははっきりやった方がいい、という矜持を感じるしっかりしょっぱい仕上がり。
ベーコンにメープルシロップを垂らすのもまた魅力が倍増するのですよね。
バターもしっかりしょっぱめ。
勝手に無糖か、甘さを付けてあるくらいのものを想像していたので、これまたインパクトがありました。
少しもちっと、基本的にはエアリーにふかふかした食感のパンケーキです。
バターが浸み入り始めていて、ちょっとぐずったところの質感もいいのがいいパンケーキの証。
卵黄を割ったらガツガツとかき混ぜながらいただきます。
卵黄が目立ってはいますが、実は白身もぷりっと食感よく、味もいいところがポイントです。
バスクチーズケーキ。
最近各所でいただいているバスクチーズケーキがこちらでも有名なのでデザートに注文しました。
表面の焼き色は浅め。
写真では伝わりにくいかもしれませんが、弧の長さを結構大きくとるカットでかなりボリュームがあります。
バスクチーズケーキの特徴って、「ベイクドからレアまでチーズケーキの幅広い食感を味わえる」というような説明をされることがあるのですけど、ここまでレア感を味わえたのは初めてかもしれません。
濃いカスタードクリームくらいの食感で、塩気の強めなチーズ感とさっぱりした酸味のコントラスト。
チーズ風味のチーズケーキとでも言いたくなるくらい濃厚な風味が印象的でした。
浅めに火が入って素朴な背中の質感も好み。
「こういうのが食べたかった」というツボがばっちり押さえられたお店だなあと、大満足でごちそう様でした!