複数の方面からおすすめいただいていた和スイーツとかき氷のお店「喫茶ベレー」さんへ。
戸越銀座からも武蔵小山からもやや距離のあるエリアにお店はありました。
かき氷を勧められてやってきたのですけど、この日のかき氷は1メニューだったので素直にそちらを注文しました。
まずはシロップが登場。
とても小さな容器ですが、持ち手を揃えて置いてくださるところが素敵です。
続いて受け皿が登場。
大抵かき氷のお店は受け皿にかき氷を載せた状態で運んでくるイメージがあるので、ちょっと違和感がありましたが、かき氷が出てきてその理由が分かりました。
南阿蘇ミルク(苺と杏シロップ付き)。
少しでも傾けたら崩れてしまいそうな背の高さなのです。
ふわふわの氷をやさしく押さえ込んで、丸っとしたビジュアルで提供。
やさしい白色の氷は南阿蘇のミルク。
結構甘みはしっかりめですが、下支えするコクの強さで印象はどこまでもまろやか。
下にたっぷりとフルーツが隠れているのが見て取れます。
早くここに行き着くべく、氷をたったか食べ進めていきます。
黒豆には金箔。
それではいざ、シロップをかけていきます。
酸味寄りの杏と甘み寄りの苺。
どちらとも甘みは強めではありますが、香りがしっかり効いているので印象はさわやか。
氷の質感をベストな状態に保って提供するために、シロップは別添えにしているお店なのだと伺ってきたのですよね。
氷がふわふわ。
ドリンクはコーヒーを注文。
考えてみたら、かき氷を食べるときはお腹がたぷたぷになるのが分かりきっているのでドリンクは注文しないことが多いのですけど、この日は何も考えずに注文してしまっていました。
かき氷とコーヒーってあまり一緒にいただいた経験がありませんでしたが、甘くてコクのミルク要素がコーヒーのビターな後口に何の違和感もなく合うのですよね。
温度差も心地よくてグビグビ進んでしまいました。
ようやくたどり着いたフルーツゾーン。
苺、シャインマスカット、リンゴのコンポート、柿、メロゴールド、紅まどんな。
食べても食べても苺出てきて止まりません。
まろやかなミルクとフルーツの酸味が続々と心地よさを醸し出す終着点。
食べ始めから食べ終わりまで、見事に演出された1杯でした。
また別のかき氷メニューも食べに来たいなと思いつつ、大満足でごちそう様でした!