続いて「とんかつ八千代」さんにも伺って年始のご挨拶。
1年最初の注文になるのでちょっと2品で迷った末、両方お願いしました。
小鉢は豚ヒレ肉と里芋、長ねぎの煮物。
見た目に食欲をそそる焼きの入った長ねぎの甘みと豚肉が相性バツグンです。
まずは穴子フライ。
いつ見てもほれぼれするような、真っすぐそそり立つ1本揚げです。
穴子はもちろんですが、食べたかったのはこのタルタル。
マイルドな口当たりでちょっとだけ酸味の残るタイプで、白身魚によく合うのですよねえ。
かつアタマ。
カツ煮鍋に収まるように、端の1切れを向こうに回して調理してあります。
黄身と白身、それぞれ火の入ったところとそうでないところがバランスよく残った仕上がり。
「不均質」というのは美味しさを感じる重要な要素だと聞いたことがありますが、こういうのをいただくとよく分かる気がします。
バチッと弾けるロース肉。
端っこの脂身周りは衣のカリッとした食感も残っていて、ジューシーさが際立って感じられる仕上がりでした。
また来週も何をいただこうか、悩み続ける1年がまた始まったなと思いながらごちそう様でした！
