この日はカウンターが混んでいたので、ちょっと珍しくテーブル席へ。
まずは煮物とお茶でちびちび始めます。
肉じゃが。
お肉は脂身が多めで、大振りカットの人参の甘み、ちゅるちゅると口当たりのいい白滝と、肉じゃがのいいところが詰まっています。
お新香は壺漬け。
壺漬けって改めて考えると詳しく知らなかったので調べたのですけど、干した大根を杵でついて繊維をほぐしてから漬けるものだそうですね。
たくあんと比べてやわらかくなると書いてあったりするのを見かけましたが、今回はポリッポリッと強い歯応えがありました。
白菜とキノコのお味噌汁をいただきまして。
メインは生サーモンフライ。
混乱を招くことがあるのですけど「生」というのは「冷凍ではない」という意味合いで、料理としてはサーモンフライです。
ほくほくした淡白な身質で、強く上品な香り。
ジャンキーな味わいの衣とサーモンの風味、そこへ合わせるタルタルが均整のとれたトライアングルを描いてカチッとまとまりのいい味に仕上がります。
食べたいメニューがありすぎてなかなかいただく機会がないサーモンフライですが、たまに食べると「これが1番好きなメニューかも…」という気分にさえなる素晴らしい味わいでした。
また近く食べたくなりそうだな、と思いながらごちそう様でした!