2022年3月に開業したばかりの商業施設「ミカン下北」へ。
飲食店も注目のお店が集まっていますが、この日は最近食べる機会の多いタイ料理のお店にしてみました。
というわけでやってきたのは、「タイ屋台999(カオカオカオ)」。
以前新宿三丁目の店舗には伺ったことがあるのですけど、そのときはめちゃくちゃパクチーを食べたのと、かなり辛かった記憶があります。
まるでタイ旅行に行ったように錯覚しそうな現地感強めの店内になっています。
付き出しとしてマカロニサラダが出てきましたが、ちょっとタイっぽい味付けになっているのが面白いです。
長いお箸も現地感。
春雨サラダ。
タイ料理定番のヤムウンセンです。
自宅でも割と作る機会はあるのですけど、そうかセロリも入れるといいのか、イメージより若干甘めの味付けだなといった学びがありました。
そしてもちもちした春雨やぷりんぷりんの海老の食感が、普段使っているものと違っていて、どこで買えるのか気になりました。
海外の料理を再現する上で大事なのって、結構食材の仕入れだったりもするのですよね。
ガイヤーン(もも肉1枚)。
独特のタレに漬け込んだもも肉を使って、皮目をカリッと焼き上げた鶏焼き。
北京ダックみたいに焼いているということなのか、独特の焼き上がりでした。
海老のパッタイ。
メニューで「当店名物」となっていた1皿。
甘みと酸味と、ニラと厚揚げと。
パッタイの味付けって、何度食べても不思議なバランスだなあと思うのですよねえ。
まだ自分で作ったことはないので、色んなお店で食べてみて経験値を積みたいのですけど、ここを目指したいなと思える完成度の高さを感じる味わいでした。
味が濃すぎたり、薄かったり、パンチに欠けるものもあったりするのですよね。
カオマンガイ。
現地の名店の味を再現したものとのこと。
ちょっとパサついたお肉に当たったお店もあって、そこまでこのお料理にいいイメージはなかったのですけど、ふっくら仕上がったチキンといい旨みたっぷりのライスといい、キリッと鋭く全体の印象を変えるタレといい、メリハリの効いたカオマンガイでした。
このお料理もお店による個性の差が大きそうなので、色々なお店で経験を積みたいです。
新しいお店ですが、店内の看板もレトロな仕上がり。
内装からお料理まで、世界観が作り込まれていて楽しく過ごせるうえに勉強になる食体験ができました。
また基本の味として確認しに食べに来たいなと思いつつ、ごちそう様でした!