「蕪木」さんのSNSを拝見したらチョコミントのアイスクリームなるものを作られていると書かれていたので、あったらいいなくらいの気持ちで伺うと……、
ありました！チョコミントのアイスクリーム。
そして先客が1人もいない状況だったので、珍しくテーブル席に座ってみました。明るい。
いわゆる「チョコミントアイス」のように水色にはせず、ほんのりミントの香りを漂わせたバニラアイスに、チョコチップと呼ぶには贅沢な大きさに砕いたチョコを混ぜ込んであります。
チョコミントアイスは賛否がはっきり分かれるところですけど、こちらはミントが上品に香るので、恐らくこれで苦手に感じる方はほぼいないのではないかというやさしさ。
基本はチョコチップアイスで、後に残る乳脂の感じがスッと抜ける程度のミント具合で、「チョコミントってこういうやり方があるのか……」と意表を突かれたような1品でした。
モカ・ヤンニハラール。
「蕪木」さんのストレートのメニューの中では最も深煎りの豆です。
アイスとコーヒーを同時に注文したのですけど「コーヒーは食後にお持ちしましょうか？」と聞いていただいたので、そのようにお願いしました。
店主さん曰く「アイスの味が強いため、コーヒーが負けてしまう」ので、それぞれで味わう方がいいのでは、という配慮のようでした。
コーヒーの繊細な味に並々ならぬこだわりを持つ「蕪木」さんならではの表現に感銘を受けると同時に、それでなおコーヒーと合わせて提供する自家製のチョコレートへの自信も感じられた瞬間でした。
改めてリスペクトを深めつつ、そもそも単純にめっちゃ美味しいな！また食べたい、飲みたいな！と思いながらごちそう様でした！
