お昼からフェリーになって鹿児島のシンボルでもある桜島へ。
「桜島に行く」と言うと鹿児島の方は決まって「○○に行った方がいい」とか「××を見るべき」と観光地をおすすめしてくださるのではなく、「フェリーでうどんを食べなさい」と諭してくるので、教えに従ってみることにしました。
フェリーに乗ったのが出航直前だったのもあって、船内に入るとお目当てのお店「やぶ金」さんはすでになかなかの行列が伸びています。
お店に入ると1人の店員さんが凄まじい手際で注文をさばいていらっしゃいました。
注文したのは定番と思われた天ぷらうどん。
温かいかけうどんに、玉ねぎとにんじんのかき揚げが乗ったシンプルなものです。
6種類の削り節と昆布でとった出汁はよく澄んで、ほんのり甘みをつけたもの。
もっちんとほどよく弾力のある麺と、油が滲み出ながら崩れていくかき揚げを合わせながらいただきました。
船の到着にギリギリ間に合って食べ終えて、海は全く見なかったな!と思いつつごちそう様でした!