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美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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幡ヶ谷の「bistro IZUMY」で菜の花のアンチョビマリネ 甘海老のタルタル、稚鮎と山菜のフリット 山椒のチミチュリーソース、白子とエビとちぢみホウレン草のクリームコロッケ、仔羊のロースト ロックフォールのソース、デーツのキャラメルタルト。

この日はどこか行ったことのないお店に行きたいなあと思って近所を検索して、昨年12月にオープンしたばかりの「bistro IZUMY」さんが気になったのでお邪魔してみることに。

店主さんは神泉のワインバーで振るっていた方で、その前はシドニーで修行されていたということでこちらのお店も「シドニースタイルの創作ビストロ」なのだそうです。

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菜の花のアンチョビマリネ 甘海老のタルタル。

色々食べたかったので冷たい前菜の項目はスルーしていたのですけど、メインを含め各メニュー小ポーションで提供していただけるということだったので、冷前菜のこちらも追加しました。
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歯応えと香りをしっかり残した菜の花はアンチョビで風味を付けて、甘くて太さのある甘海老をひと口サイズにカットして添えてありました。

菜の花、アンチョビが強めの風味なのに対して、ひたすらにやわらかい甘みの甘海老がより一層キュートに感じられます。
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稚鮎と山菜のフリット 山椒のチミチュリーソース。

続いて温前菜から春らしいひと皿。

稚鮎、ふきのとう、たらの芽のフラットということですが、ほぼほぼ天ぷらな仕上がりになっているようです。
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稚鮎はツァクッと軽い食感で、ほろ苦な余韻。
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山菜はふきのとうとたらの芽。

たらの芽は軽めの爽やかな山の香り、ふきのとうはこの日のお料理の中でも群を抜く風味の強さでした。

今年最初の春野菜の天ぷらを「シドニースタイルのビストロ」でいただくことになるとは。
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緑色のソースはチミチュリーソース。

南米で使われるハーブのソースということで、山椒塩みたいなイメージで爽やかな香りを合わせていただきました。
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白子とエビとちぢみホウレン草のクリームコロッケ。

やや細長い俵形のクリームコロッケで、白子が入っているやんちゃメニューにしては上品な成形です。
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下にはトマトソース。

コロッケにケチャップ、みたいなイメージかもしれません。
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中にはベシャメルソース代わりの白子、甘いホウレン草、そして香りと食感のいいエビと、外はコロッケ、中はグラタンみたいな魅力の詰まった1品でした。

白子は食感に注目してしまいがちですけど、鱈由来のお出汁の旨みの強さも特筆すべき特徴ですよねえ。

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仔羊のロースト ロックフォールのソース。

オーストラリアといえば、やはりメインは仔羊を選択します。
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骨付きの仔羊に加えて、グリーンピースのピューレ、グリーンピースとクスクス、アスパラのパン粉焼きと、春らしい緑が溢れるひと皿です。

新緑のようなミントが散らされているのは味のポイント。
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グリーンピースの風味が見た目以上に香るクスクス。
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香ばしくカリカリに焼き上げられたパン粉の衣の中からジューシーなアスパラ。
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春らしい爽やかなお皿ながら、メインの仔羊には羊のミルクで作るブルーチーズ「ロックフォール」のソースを合わせて重さを加えていました。

旨い肉、強いソース。

ひと皿の中で絶妙なバランスを生む組み合わせでした。
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デーツのキャラメルタルト。

まだお腹に余裕があったので追加したデザート。

バニラのアイスが添えてあります。
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生地はパートブリゼっぽいサクホロでリッチなもの。

濃厚なキャラメルの下に、フルーティーな甘みが強くでたデーツのコンフィチュールを仕込んでありました。

キャラメルに引けを取らないフルーツの甘さにインパクトのあるデザートでした。

この日いただいたメニューは全部大当たりでしたし、他のメニューももっともっといただいてみたくなったなと思いつつ、ごちそう様でした!

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