2軒目は、前日行列していて諦めた「Ganbara」へ。
この日も列は延びていましたが、覚悟を決めて並びました。
厨房を向いた囲みのカウンター席、壁に向いたカウンター席、店の外のスタンディング席とあるのですけど、タイミングよく席が空いて狙っていた囲みのカウンター席に座ることができました。
キノコのソテー。
こちらのお店では名物の2品をいただきますが、まずはこれ。
サンセバスチャンの街を囲む山で採れる季節のキノコを使ったひと皿で、今回はあんず茸でした。
キノコを噛み締めるとジュジュッと旨みたっぷりのエキスが溢れて、シンプルな塩の味付けがキノコの甘みを引き出します。
後半は卵黄を崩して。
シンプルな調理だからこそ素材のよさが分かる1品でした。
これは真似できそうで到底真似できない。
ゲルニカのピーマンの素揚げ。
こちらもバスク地方のししとうみたいな野菜を、素揚げにしてシンプルに塩で味付けたもの。
香ばしさと甘み、そしてとても華やかな香り。
パクパク手が止まらずあっという間にいただきました。
他にチャコリも頼みましたが、計6000円弱と他店に比べるとやや高めの値付け。
いい素材をたっぷり食べさせることに主眼を置いたお店なのだと思います。
美味しいものを食べたいなら文句なしでおすすめできるお店でした。
ごちそう様でした!