市場の後は、週末は朝から営業している蔵前の「蕪木」さんへ。
この時間は空いていることが多いのですよね。
この日もほぼ貸切状態でゆっくり過ごすことができました。
珀。
「蕪木」さんの3つのブレンドの中で、やや深煎りとして中間の深さの焙煎のメニューです。
ブレンドに使っている2種類のケニアの豆が新しいクロップになったということで、「新しい味。新物です」と説明を受けて注文しました。
深い甘み、コクを仄めかしつつも華やかな香りが印象的です。
木苺とチョコレートのソルベ。
キンと冷えたお皿に、匙を替えて掬う2種類のソルベ。
いただくのは2回目なので、この丁寧なお仕事をよく拝見したくてカウンター真ん中にお席をいただいたのですよね。
チョコレートと木苺の味わいに、極端に対立するところと重なるところがあって、それが時間が経つにつれ文字通りとけ合っていく様子がアートのような調和を生んでいます。好き。
なかなか週末の朝に伺えるチャンスがないのですが、今後も機会さえあれば狙って行ってゆっくり過ごしたいなと思いつつ、ごちそう様でした!