さらに同じ銀座のカフェをハシゴすることにして、「カフェーパウリスタ」さんへ。
老舗の名店ですが、初訪問です。
銀座にあるこのお店でブラジルコーヒーを飲むことをもって「銀ブラ」と呼ぶという説が1990年代から囁かれていたようですが、近年は根拠に乏しいということで否定されていて、お店のホームページからもその旨の説明が削除されたようです。
パウリスタオールド、ザッハトルテ。
パウリスタオールドは、開店当時からある伝統の味のブレンドとのこと。
深煎りといいつつ、独特の酸味系の後味のある昔懐かしいコーヒーという感じ。
ザッハトルテ。
コーヒーに合わせるお菓子はウィーンの伝統菓子のこちらにしました。
チョコレートの生地にフランボワーズのジャムを塗って、厚手のチョコレートフォンダンでコーティングしたお菓子です。
お皿を回すまで気がつきませんでしたが、生クリームがたっぷりかかっていました。
そういえば最後にザッハートルテを食べたのは、コロナ禍の最中に、発祥の「ホテル・ザッハー」が世界中に送料無料で発送するサービスを行なっていたときだったことを懐かしく思い出しました。
本当にあの頃は非日常でしたよね。
森のコーヒー。
農薬不使用で生産されるブラジルのコーヒーだそう。
こちらは少し浅めの焙煎で、だいぶ軽やかな飲み口でした。
場所柄もあってか、海外の若いお客さんが多かった印象。
そんな中でもゆったり過ごせるのが老舗っぽいなあなどと思いつつ、ごちそう様でした!