某コーヒー屋さんでおすすめされたコーヒー屋さんに伺うべく船橋へ。
コーヒーオタクが集まるお店と紹介を受けたのですよね。
コーヒーは3種類あるブレンドから、苦味ブレンド(ネル抽出)。
自家製のお菓子も豊富に用意されていましたが、チーズケーキをお願いしてみました。
苦味ブレンド。
いずみブレンドはペーパー抽出、甘みブレンドとこの苦味ブレンドはネル抽出と分けてあるようでした。
苦味は比較的軽めで、酸味に近い味わいも残ったブレンドになっています。
味の幅が広くて、どこかが際立つこともなく穏やかな味。
チーズケーキ。
やや茶色みを帯びた色合いで、見た目にしゅわしゅわした質感が伝わってきます。
口当たりは軽やかでいて、口に入るとのっぺりと濃厚な口どけ。
塩気もちょっと感じて、苦みの強いコーヒーに合いそうな1品でした。
コーヒーに心酔した店主さんだと伺ってはいましたが、お店の本棚に並んだコーヒーにまつわる本のラインナップが宝の山で、次々に手にとってはページをめくってしまいました。
1週間くらい泊まり込んで読破したくなりそうな魅惑の本棚。
2杯目は最近どのお店でもいただくことにしているデミタスに。
銀座の「ランブル」さんのカップ以外で初めて見ましたが、非常に薄手で光に透かすとコーヒーがうっすら見える造りでした。
豆はブラジル・ジアマンチーナヨシマツに。
2020年の豆と2016年の豆があったので、せっかくならと熟成味の凝縮に期待して古い方をお願いしました。
通常のドリップと打って変わって、かなり派手な華やかさのある味。
強い苦みから甘みが強く残る余韻が、ぐーっと伸びます。
気品を感じるソーサー。
帰りがけに店主さんともお話することができて、2、3の質問に答えたら僕の好みがお見通し状態になっていました。
まだ目を通せなかった本がありますし、店主さんにも色々質問して考え方に触れてみたいところがたくさんあるので、改めて時間を作って船橋まで足を延ばそうと心に決めながらごちそう様でした!