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美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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立石の「宇ち多゙」でシンキ、ホネ、ツル、タン生、シロよく焼き味噌⑧。

次の"シチュー"をいただきに立石へ移動。
 
シチュー(stew)、すなわち煮込み料理。
和製シチューとも言うべき"煮込み"といえばもちろん宇ち多゙さんです。
 
1巡目に入れる位置について「カレンダーの下ね」と指示を受けて着席。
 
口開けの混沌の中、個人的には未だかつてない積極性を発揮してシンキと"お箸"をゲット。
 
サイダーをお願いしたところ梅のグラスを置かれてしまって慌てて訂正しました。
 
シンキ(平日限定)。
ボイルのコブクロとテッポウが1本ずつ。
 
今までいつもコブクロが入荷なしだったり、完売していたりして代わりに「ガツとテッポウ」しかいただいたことがなかったのですよ。
 
お初のコブクロはソフトな弾力でさっぱりした味わい。
 
テッポウは結構脂が乗っています。
 
無事サイダーをいただきまして。
 
ホネ(平日限定)。
口開けと同時に常連さんを中心にあっという間に注文されてなくなってしまう1品。
お店の方も注文を正確に把握して提供するために、注文の証として"お箸"を渡されるのですよ。
 
せっかく注文できるときは注文したくなってしまいますが、個人的には普通の煮込みの部位の方が好みかも(笑)。
 
 
基本的には煮込みですが、「ホネ」たるゆえんはコチラ。
その名の通り、下あごのホネの部位が入っているのですよね、結構身が付いています。
 
ちなみに「もうない」とお店の方が言うのにしつこく「ないの?ないの?」と聞いていたお父さんがいましたが、しばらくして「もう1個出てきた」と見事1皿手にしていらっしゃいました。
「諦めないのが大事なんだよ」と吹聴して周りに白い目で見られていらっしゃって、「面の皮の厚さが大事だなあ」と感じた次第。
 
ツル(平日限定)。
こちらも開店と同時にあっという間に売り切れる希少部位。
 
今回はタレで。
 
イメージ的には鶏っぽい、それも地鶏っぽくて、胸肉っぽい感じ。
力強い歯応えでシャープな旨み。
 
タン生。
もともと注文する予定はありませんでしたが、希少部位ばかり注文していたら頼みたくなってしまいました。
 
上記メニューに比べたら希少度は下がりますが、これも比較的早く完売してしまう1品のようです。
 
キュッと歯にかかる食感。
お酢がかかってさっぱりと感じさせつつ、実は脂がある感じ。
 
旨みも強めです。
 
最後は焼き物で1番お気に入りのシロをよく焼き味噌で。
味噌というのは「焼いた串を煮込みの鍋に突っ込んだもの」のこと。
 
ホネがちょっと物足りなかったので煮込みを追加しようかと思いましたが、こちらで煮込み分を補完することに。
 
香ばしさとほどよい脂と独特の食感。
三拍子揃った、鋭角ばかりの3角形な味わい。
 
やはりこちらはお気に入りです。
 
というわけで今回は開き直ってミーハー心丸出しで楽しませていただきました。
 
照明が少なく暗めの店内はヒリヒリした緊張感。
その空気を裂くようなお店のみなさんの客あしらい。
 
楽しくて美味しくて、毎度のことながら「最高だなあ最高だなあ」と思いながらお店をあとにします。
シチュー三昧の〆としてこの上ない1品をいただけました。
ごちそうさまでした。

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