レストランアイの続きです。
こちらは僕がオーダーで悩んでいたときにお見せいただいたSTAUB。
中にはアローナカナの卵とフランス産黒トリュフ。
メニューにはないものの、追加料金でこちらを使ったお料理も用意できるということで・・・。
頼んじゃいました(汗)。
世田谷産アローナカナの卵を使ったスクランブルエッグ、フランス産黒トリュフをふんだんに(+800円)。
この時点で細かな黒トリュフがたくさん入っていて香ってくるのですが・・・
こんなサービスが・・・♪
目の前で削ると香りが違うんだそうな。
確かにめちゃめちゃ香ります。
トリュフなんてほとんど口にしたことありませんが・・・・・、香りよすぎます・・・・・・。
こんな贅沢に慣れないように気をつけながらいただきましょう・・・。
ほろほろとした食感のスクランブルエッグ。
あまり調理中触らずに仕上げるのがフランス流なのだそうです。
添えられたトーストに乗せたりスプーンですくったり、一口一口が幸せでした。
3皿目はメイン。
アンコウのベーコン巻、ほうれん草のブイヨン、小イカのバトー。
ブイヨンは練馬区産のほうれん草、との説明でした。
そこまで産地を案内してくれるというのは、食材へのこだわりを感じさせます。
ベーコンは東京Xを使った自家製。
塩気は控えめでしたが、燻製の香りがしっかりして、トロンとした脂の食感が豚肉らしい生々しさが残っていました。
アンコウは脂が乗って、キュッッキュッという歯ざわり。
初めて食べた気がしますが、こんな食感なんですねー。
上に乗っているのは赤軸ほうれん草という伝統的なお野菜なのだそうです。
アンコウの下には小イカもたくさん。
イカの味も印象に残る1皿でした。
こちらは塩気控えめであっさりしたメインでした。
デザートはスペシャリテの原宿クレープ‘如月 2013’。
月替わりでソースやジェラートを変えるそうです。
今月はクレープの中にレモンクリーム、泡もレモンの香りです。
ジェラートはフヌイユという香草の香りだそうで、これはちょっとクセがあって好みが分かれそうです。
スプーンがスーッと入る様子がとても繊細でした。
クレープは焼き色からも分かるようにしっかりした食感の表面。
噛み応えのある弾力で、上のねじられた部分はカリッとしていました。
レモンクリームはカスタード風味で卵の香りも感じらる温かなものでした。
美味しいクレープ、美味しいクリームであることには違いありませんでしたが、期待していたほどに感動はありませんでしたねー。
食後にはコーヒー。
ここまで客は僕一人でこの上なく丁寧なサービスをしていただいていたのですが、12時半予約と思われるグループが続々いらっしゃって突然店内は慌しく。
タスも向きが逆ですよね、細かいですけどw
「小菓子です。」と出されましたが・・・小?w
一番左のチョコが、口に入れると中からトローッとルバーブのソースが溶け出してとても美味しかったです。
ゆっくりしているとコーヒーのお代わりまでいただいちゃいました。
かなり「いいお店」なのにも係わらず客が僕1人だったため、相当素晴らしい待遇を受けてしまいましたw
ギャルソンの方ともたくさんお話していただけて、充実した時間を過ごすことができました。
料理の印象としては前菜の感動が大きかったこともありますが、この価格帯のコースとしてはメイン、デザートとやや失速気味な気がしました。
他のチョイスだと違ったりするかもしれませんからまた伺ってみたいと思います。
個人的には外食は「満足感」重視なので、会話含めとても心地よい時間を過ごすことが出来て非常に幸せなランチでした。