蒲生で素敵な洋食ランチをいただいた後は埼玉スイーツをいただきましょう。
まずは東川口のアルカイク。
アルカイク(420円)。
お店の名前のケーキをチョイス。
上下にはダックワーズのようなカシュッとした食感の焼き菓子。
間にはプラリネのバターリッチなクリーム、周囲にはアーモンドとヘーゼルナッツが付けられています。
シンプルな味で濃厚。
コーヒーなど飲みながらお話に花を咲かせ、ちびちびといただくのにいい感じだと思います。
ちょっと地味で大味なケーキでした。
タルトシトロン(300円)。
オーボンヴュータン出身のシェフのお店ですので、タルト系も選んでおきました。
サクサクほろほろの焼き菓子はオーボンヴュータン系からすると脆い食感ですが、素朴で美味しいです。
フレッシュで透明感のあるレモンクリームが絶品。
イタリアンメレンゲはさすがに甘めですが、高貴な仕上がりです。
メレンゲの甘さがちょっときつかったのでまた食べたいかと聞かれたらちょっと迷いますが、とてお美味しいタルトでした。
続いて戸塚安行に移動してオーベックファンへ。
オーベックファン(350円)。
こちらもお店の名前のケーキで。
小振りですがリーズナブルなのでお得感があります。
「もう少し時間を置いた方が柔らかくなって美味しいんですけどね。」と言われながら提供されました。
ということでしばらく手を付けずに待っていたら他の店員さんやお客さんにじろじろ見られましたw
こちらもコリコリと小さく砕かれローストされたナッツが香ばしく、ぎゅっと目の詰まったスポンジが素朴なケーキ。
味わいは弱いですが、香りで魅せるケーキでした。
系統的にはアルカイクに似ていましたが、小振りでギュッと魅力を凝縮させた感じのこちらの方が食べやすく好みではありました。
ピティビエ(290円)。
こちらのヴィエノワズリーは焼き色がしっかりでオーラがあります。
パイ生地が中心で食感と香りがとてもよかったです。
パンセーグル(300円)。
同じ名前でレーズンとくるみの入ったものと、無花果の入ったものがありました。
こっちのレーズンとくるみのをくださいと言って購入しましたが、結局買うまでに4回「こちらのものでよろしいですか?」と確認されましたw
名前を変えたらいいようなw
パン自体は酸味のある生地にボリューム満点で食感のいいくるみがゴロリ。
こりゃあ結構好みです。
レーズンは食感が弱くなってはいましたが、ラム酒漬けなのか酸味のある風味のよいものでした。
美味しいパンでした。
2店とも店名を冠するケーキはやや地味で主張のないケーキでした。
安定した美味しさの落ち着いたケーキの並ぶお店の雰囲気がよく出ていると言えるかもしれません。