昨日10月5日も朝の築地へ。
まずは米花に向かいます。
お店に入ると何やらお勉強中のジローさん。
最近よく勉強をされているようです。
「おまかせイチー!」とオーダーが通ります。
米花のおまかせは、その日の美味しいものを派手さや華美さはなくシンプルにいただける日と、派手さと華美さでギラギラの日があると、個人的には思っておりますが。
最近は前者でほっこりいただく日が多かったのですよね。
この日はどちらでしょうか。
・・・という枕があるとこの先の展開は読めてしまいそうですけどw
「今日はレバーがめっちゃいいから、時雨煮!」と出されたこちら。
いつもよりめっちゃいいレバーなのかはよく分かりませんでしたが、プチリと歯が入った中身は、しっかり火が通っていてトロッと感とほろほろ感を併せ持ったような食感がまた新たな魅力でした。
キリッと甘さ控えめの味付けもお酒が進みそうな一品でした。
小付がお肉ですから、メインはさっぱりとお刺身かな?などと勝手に想像していると厨房の方でチラッとおかしなシルエットが。
ジローさんがニコニコと運んできましたが、目の前に置かれるまで何か分かりませんでしたよ(笑)。
ブリカマの塩焼き。
このボリューム、伝わるでしょうか。
平皿(大)からはみ出るビッグサイズです。
「ゴゴゴゴゴゴ」という効果音が聞こえてきそうな、ワイルドな出で立ち。
焼きたてではないようで、皮目がパリッとというわけにはいかず、箸を入れるのに少し苦労しました。
ただ時間を置いた分、身と脂が馴染んで全体にしっとりした食感。
米花にしては塩が控え目かとも思いましたが、裏の身側は結構がっつりでした。
これだけ大きいのでトロッとした部分からギュッと旨みの凝縮したような部分、ゼラチン質の部分など色々楽しめました。
割合的にいうとギュッと凝縮な部分が多く、カマにしてはブリの旨みを強く感じることができました。
汚い写真でごめんなさい。
スーパーでカマを買って食べるときなんかは骨までいっちゃったりしますが、この日はこんな汚い感じで終了。
文字通り「喰らい付き」ましたが全く「歯が立たず」。
ジローさんには「綺麗に食べたねー。」と仰っていただきましたけど。
いやいや、すげー美味しかったです。