いつも拝見させていただいているスイーツブログで、普段辛口なブロガーさんが絶賛していたケーキ屋さんに行ってみることに。
その方が一応お店を伏せて紹介されていたので、僕もそれに従います。
まあもともと有名店ですし、こんな拙ブログで明かしたところで何の影響力もありませんけどね。
一応形だけ。
胡麻のバタークリーム、胡麻のクランチ、胡麻のムースに中心の白いのはバジルのババロア。
いぶし銀にズシーンと滋味放つ黒胡麻にバジルの華やかな風味付け。
ゴマ、バジルであるというそれぞれの実体を一度リセットし、質朴と華美という要素として利用。
甘さのあるところとないところと、ギャップが大胆ですが表現することはちゃんとしてあります。
栗のビスキュイ生地でバタークリーム、イチゴと栗をサンド。
栗は恐らく茹でただけで甘さを全く足していないです。
軽いショックを受けます。
「苺」の甘酸っぱさはもちろん、ビスキュイやバタークリーム、味のないところから様々な味が立ち上がります。
ああナッツ。
くるみ、アーモンド、カシューナッツ、ピスタチオ、ヘーゼルナッツ。
タルト生地はサクホロッという軽さからじわりと広がる濃厚な香ばしさ。
ドレンチェリーがちょっと懐かしいです。
焼菓子も購入。
上と右の2つは素朴な甘みと食感、美味しいですがちょっと生ケーキのイメージとは違う感じ。
対して左下の黒いのはコーヒーとウィスキーのケーキ。
これはキュインキュイン爆発的にお酒が香ります。
びっくりしました。
確かにただならぬ異彩を放つお店でした。
僕は「異彩」と感じましたが、パリの味に親しんだ方には正統派ど真ん中なのかもしれません。
また行きたいです。