では中華街で気になっていたメニューをいただきにまいります。
大新園。
上海料理のお店です。
中華街のお店は○○料理とはいっても広く定番メニューを揃えてあったりもしますが、一応どの辺りが主役なのかは押さえてから入った方がいいですね。
まあ結局食べたいものを注文するだけになってしまうのですけど(笑)。
中華街らしい接客(笑)。
年の瀬の日曜日ですが、冷たい雨のせいもあってか客入りはやや少なめ。
芝エビとカシューナッツの炒め(1700円)。
中華街的に言うとボリュームは控えめかも。
ちょっとずつ色々食べたい身としては助かります。
メニュー名からは分からなかったマッシュルームがたっぷり!
むぎゅむぎゅつるんっ、食感が楽しいです。
海老はぷりっぷりんっ。
基本ですけどちゃんと下処理をするとこんなになるのですね。
カシューナッツはマッシュルームの贅沢使いから考えるとやや物足りない量でした。
つけわんたん(580円)。
お店の名物のわんたん、他にやきわんたん、揚げわんたん、ワンタンとあります。
これはちゅるちゅるの茹でわんたんに胡麻油と酢醤油のタレを付けていただくものです。
ただでさえ中華街らしい先の丸い箸では料理をいただくのに苦労するのですが、このちゅるちゅるわんたんにはお手上げ状態(苦笑)。
こちらの餡にもぷりっとした海老が入っていました。
皮付豚バラ肉の醤油煮込み(1900円)。
こちらもお店の名物。
青梗菜の山の上に被さるように4枚の厚切り三枚肉。
口に入れると、迸る八角風味。
肉まんから始まってここまでの料理どれも美味しくいただきましたが、こうして八角がガツンと効いているとより一層中華街気分が高まりますね。
とろけだしそうな脂を皮が繋ぎ止めています。
身はぎゅぎゅっと締まっている印象ですが、箸を入れると繊維は簡単にほぐれます。
出てきたときは豚肉の獣っぽい香りが強いようにも感じましたが、一度八角の風味を纏ってしまえばこっちのもん。
野性的で華やか。
この見た目に惹かれて食べたい食べたいと思っていましたが、いざ目の前にすると想像+αのビジュアルでした。
他の料理も美味しくいただけましたし、再び中華街に来たときは要チェックですし、ひとにもおすすめしたいお店です。