12月27日(日)、日曜日ですが年末のイレギュラーな開市日ですので千葉でなく築地へ。
この日は事前に約束をしてあったみなさんと朝一番の寿司大さんに並びます。
「この日」といっても正確には「この前の日から」・・・
あっという間とは言わないまでも、やはり人と一緒だと随分早く感じられますねえ。
Yさんがお友達を連れていらっしゃって、お初の方がいらっしゃったというのも会話が盛り上がった一因だったかと思います。
Oさん、こんなハチャメチャな企画にお付き合いいただいてありがとうございました(^^)
そんなこんなで店内へ。
それほど寒くなかったので「ほっほっお茶お茶!」という感じではありませんでしたが、やっぱり長時間並んだ後のお茶は浸みます。
「お茶は浸みます」・・・いや何でもないです( ̄▽ ̄)
まずは玉子から。
最初は少し待つことになるので誘惑されますが、冷ましてから食べるという初志を貫徹します。
ガリをつまみつつ、アレやコレやツマミの注文を相談しますが・・・結構フラれました(^_^;)
そんな中1品だけ注文したツマミは・・・
白子ポン酢。
この日の第1群は全員白子はこの「茹で」だったのではないかと思います。
個人的には寿司大さんではこちらの方が好きなのですよね。
とは言ってもこのところ続いているので、次回辺りは焼きもいいかな。
同時に大量に注文が入ったことも関係してか、深めに火が入っていました。
表面の弾け方がやや弱かった気もしますが、とろけ出したこの天然ベシャメルソースに心を持っていかれます(*‘ω‘ *)
美味しー!!
やっぱり?ヒラスズキはなかったので、同じ白身系からハタを握っていただきます。
想像していたより脂があって、ふんわりほぐれます。
鯖はこの朝〆たばかりのほぼ生。
旨みのしっかりした脂が舌をなぞります。
皮目下にも脂がしっかり張っていますが、全体に霜振っているのでじゅわーっととろけながら全体に味が広がりますよ。
やっぱり冬の鯖はいいなあ。
鰆。
以前分けていた「砂ずり」はここのところ分けなくなっているそう。
サイズの問題、と伺った気がしますが・・・十分大きくありませんか?(笑)
ミルキーな脂、結構濃厚にドロリと融けます。
サイズといい厚みといい、かなりのボリュームですが、一瞬です。
かわはぎを注文したらちょうどなくなってしまったところでしたので平目にシフトチェンジしたら、気を利かせて肝を乗せてくださいました。
肝はかわはぎの肝っぽかったです。
肝が美味い(笑)。
噛んでいるうちに平目がの旨みが出てくるのですけど、やっぱり肝とシャリのタッグに気持ちを持っていかれますねえ。
シマアジ。
チャッキチャッキと独特の歯切れのよい身。
脂乗り、旨みの濃さ、申し分なし!
じゅっと飛び出た脂をシャリが捕まえます。
鹿児島の釣り鯵。
釣り鯵はこのちゅるんと滑らかな舌触りが魅力。
軽くとろけます。
言おうかどうしようか迷っていましたが、僕だけアラ汁を忘れられていたのでこのタイミングでお願いしてしまいました(^_^;)迷惑だったかな。
もういいかな、と思っていたのですけどやっぱり年内の食べ納めとして来ているので、ちゃんと食べておきたくなってしまって。
この日はガッツリ太刀魚が入っていてとても美味しかったです。
太刀魚を食べたくなってしまいました(笑)。
注文してから炙って握ってくださいます。
太刀魚の脂は、火が入ると格段にその魅力が増すのですよねえ。
香ばしい焼き色の付いた独特の薄い皮目がチャリチャリと割れて、そこから脂が少しとろみを持って顔を出します。
この脂には、塩。
もうそれだけで完成する、これぞ「美味い魚」の味という感じなのですよ。
いやいやいやいや、随分長丁場でしたが、とても楽しく過ごすことができました。
年末の挨拶をすることもできましたし、もちろん美味しかったですし。
一石投じて二鳥、三鳥・・・石が返ってきた面も若干ありましたが結論としては大成功のイベントになったと思います(^^)
みなさん、ありがとうございました!
ご一緒いただいたそうさんの記事はこちら。
いや本当お疲れ様でございました。