lockandgo65

美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

【広告】

築地の「長生庵」でミニ春野菜天、ホタルイカの沖漬け、トウモロコシの天ぷら、新生姜味噌、きつねの塩豚巻き、ミニ春野菜天。

買い物を終えた後、フォーシーズンでご一緒させていただいたお2人と場外のお蕎麦屋さん、長生庵さんへ。

季節の内に春野菜の天ぷらをいただいておきたかったのですよ。
この時期、春野菜はおひたしや炒め物にして毎週2種類ずつくらいいただくようにしていますが、なかなか天ぷらまではハードルが高いのですよね(^^;)


3人だったのでテーブルが空くまで少し待ちましたが、あっという間に後ろに行列ができあがりました。
タッチの差で危なかったです。


お酒を注文したそうさんのお通し、桜鰊。
桜は色味だけかと思いきや、「桜」な香りが付いていました。
さわやか。


ホタルイカ沖漬け(500円)。
「沖漬け」って知ってはいましたが、塩辛との違いなんかはよく分かっていませんでした(^^;)
要は醤油漬けですが、獲れたまんま生きたまんま「沖」で「漬け」るから「沖漬け」なのだそうですね。


美味しいは美味しいですし、お酒を飲む方にはたまらないであろうことは容易に想像できますが、個人的にはまんまの方がいいかなあ( ̄▽ ̄)


トウモロコシの天ぷら(700円)。
トウモロコシを削ぐように板状に切り落とした形で揚げられて出てくるかと思いましたが、完全にバラしてかき揚げ状になっていたかな?



とうもろこしの甘さと揚げの香りと脂のコク。
バラしながらちみちみとつまみます。

思ったよりはとうもろこしの味が負け気味だった気もしますが、揚げちゃえば美味しいです(笑)。


新生姜味噌(500円)。
旬物というこちらも、さっぱりいただきましょう。
もっと味噌味噌した感じを想像していましたが、やや厚みのあるスライスですね。
例えるなら筍なんかでありがちなサイズ感です。


コリッとした感じの意外な歯応えと、新生姜らしく若々しい繊維質。
辛みはなく爽やかな香りと軽い味噌の風味。


きつねの塩豚巻き(600円)。
僕とそうさんはメニューを見て「巻く方」と「巻かれる方」を逆のものを想像していましたが、ヤスタカさんは「この形を想像できていた」そうで。
「塩豚巻き」という名前からこの挽肉の感じは想像できない気がするので、こういう料理をご存知だったのでしょうか。
まだまだ知らない料理があるなあ。


ロールキャベツの和風油揚げ版といった感じでしょうか。
やさしい味わいの塩出汁で、油揚げがコクを加えます。
お肉はふんわり仕上げ、これいいですねえ。

塩豚巻きも心なしか気持ちよさそうに見える、やさしいやさしいお出汁でした。


ミニ春野菜天(600円)。
この日のメインはこちら。
「ミニ」とはいっても籠に入って4種盛りです。


さて、どちらかいただきましょうか。
はっきりと何と分からないものがあるので、楽しさと怖さがありますね( ̄▽ ̄)


こちらはこごみ。
カットして茎の部分と巻いた葉の部分と分かれていました。

印象に残ったのは、茎は繊維の強さ、葉はじゃっくりと軽い歯切れの中に揚げ油のコク。


菜の花。
高温の油でアクが抜けるので、菜の花としてはマイルドな味わい。
物足りなくなるかとも思いましたが、軽く香る感じがまた春の芽生えを感じるといいますか、辛子和えなんかでいただいたときの春一番が吹きすさぶような力強さとはまた違った魅力を見ることができました。


芽キャベツは油が入るとグンと甘みが増します。
ギッシリ詰まった葉を、ジャキッと力強く噛み切ります。


ふきのとう。
やっぱりメインはこちらかなあと最後に残しておきました。
そうそう!これこれ!2週間くらい「春野菜天を食べたい」と言い続けていましたが、結局ふきのとう天が食べたかったんだなとすら感じる苦みとエグみへのドハマり感。

この独特の味わいってやっぱりアクなんかの身体に悪いものに由来しているのでしょうけど、どうしてだか身体が喜んでいるような気がするのですよね。

シーズンに1回はいただいておきたい春野菜の天ぷら。
今年も満喫できました!

ご一緒させていただいたそうさんの記事はこちら
同じくご一緒させていただいたヤスタカさんのブログはこちら

【広告】