長生庵さんを出た後は荻窪の吉田カレーさんへ。
歩いて行くとそこそこ時間がかかるのですけど、電車に乗ると銀座から丸の内線で1本なので実ははしごしやすい位置関係なのですよ。
ちなみに途中まで一緒に歩いて「カツ丼を食べに行く」と言って去って行ったそうさんのその後も必見です。
お店に着くと6組ほど待っている状況でしたが、回転のいいお店なので30分と待たなかったと思います。
今回もなぜか偶然にもカウンター1番奥の席でした。
決めてあったメニューとトッピングを流れるように注文。
カレー(辛口)に薬味、納豆、フライドオニオン、中華アチャールをトッピング(ご飯無し)。
納豆と中華アチャールは別皿での提供でした。
某「ラーメンではない」とさえ言わしめた「ラーメンJ」を思わせるようなお山盛り。
美味しさを形作る要素って様々ありますけど、この時点で香りとビジュアルをガッツリ押さえてあります。
フライドオニオンは初めてお願いしました。
よく行くパン屋さんZでもカレーパンのカレーにフライドオニオンを使っているのですけど、要は飴色玉ねぎの甘みとコクが出るのですよね。
食感とジャンキーな油脂感も入って、使いようによっては化ける食材ですね。
中華アチャール。
以前メニューにあった無料の福神漬けをやめて始めた有料のトッピング。
「お金は気にしないから美味しいものを食べたい」というお客さんが多いからというご主人の判断だそう。
食への考え方は人それぞれでしょうからこれは賛否あるかもしれませんが、僕は俄然「賛」!大「賛」です!
カレーに入れる前にこれ自体を味見しましたが、それほど中華の味わいの印象は強くないように思います。
「中華味」ということではなく「中華の調理法を使っている」という意味合いでの中華アチャールというネーミングなのかも。
大根、にんじん、にら、玉ねぎを唐辛子を効かせた葱油でまとめた感じかと思います。
納豆。
ずっと気になっていたトッピングですが、これで味の方向性がガラッと変わってしまう気がして複数回通ってからにしようと思っていたのですよ。
カレーに入れる前にこれ自体味見してみましたが、普通に納豆でした(笑)。
今回はカレーは辛口でお願いしました。
辛みはそれほど気になりませんでしたが、ビターなベースの味が強めでフルーツの甘みをやや飲み込み気味でした。
僕の表現がイマイチ上手くいっていないですけど、バランスのよい大人味に仕上がっていました。
さて、カレーを味わったところで・・・
トッピングをカレーに投入!
どこからどうやっていただきましょう?(^^)
結構トッピングの印象が強くなります。
ぬるっとした納豆とシャキシャキの薬味とアチャール。
お店のfacebookによると日によって使うスパイスを替えているそうですので、次回はその辺りに注目していただきましょう。
食べていて気になってくるのは、アチャールの汁。
アチャール単体で食べたときはシャバシャバした汁気は沈んでいたので気になりませんでしたが、カレーにドバッとかけたところこれが結構辛いです(^^;)
写真でもラー油みたいに浮いているのが分かるかと思います。
慣れたら気持ちいい辛さですが、油断していると最初は結構強く感じると思います。
この痛快な辛みを丸め込んでくれるのは納豆で、よく和えながらいただきました。
次回があれば、別皿の利を活かして納豆とアチャールを混ぜたうえでカレーにトッピングしたいと思います。
そしてアチャールのスパイスを味わうのも忘れずに。
初訪問時にルーの美味しさに憑りつかれて、以来ルーをシンプルにいただくことを前提に注文を考えていましたが、今回みたいなごった返しトッピングもとても楽しくいただけました。
次回から注文を決めるのがさらに悩ましくなりました。
ごちそうさまでした!
鹿児島の「姉妹店」にもまた行きたくなってしまったなあ(*‘ω‘ *)