lockandgo65

美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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流山本町の「tronc(トロン)」で桜と梅と桃のパフェ、和栗とカシスのモンブラン。

この日は天気が荒れると聞いていたので、新松戸駅から目当てのお店まで電車で移動しようかと思っていました。
が、強風の影響で電車が大幅に遅れていたので結局歩いていくことに( ̄▽ ̄)

途中風が強まるわ、雨が降り始めるわ、最後は嵐になりましたが、どうにか到着しました。


古民家を改装してオープンしたばかりの、この春の大注目店。

着いた時間が早すぎたので少し離れたところで雨宿りして様子を見ていましたが、20分前くらいからぼちぼち並び始めそうだったので僕も参戦。


tronc(トロン)。
三軒茶屋の「メシの食えるパティスリー」Nicolas(ニコラ)のパティシエだった方が独立して流山本町にオープンしたカフェ。

ニコラの名物であるパフェをいつか食べに行こう行こうと思いつつ結局行かれず終いだったので、こちらは思い立ったが吉日!とばかりに早速訪問してみました。


そこそこ歩いてきましたが、入口までまだ歩きます( ̄▽ ̄)
表の建屋に入るわけではないのですね。


カウンター、テーブル席とありましたが、壁に向かった小カウンター席を確保。

パフェとケーキ、コーヒーを注文しました。
そういう注文をしているお客さんがほとんどだったと思います。

パフェは時間がかかるということで、まずはケーキから登場。


結構待ちました。
何に時間がかかっていたのかはちょっと分かりませんでした。


和栗とカシスのモンブラン(430円)。
タルトの土台に和栗のマロンペースト、アーモンド、シャンティ、パートフィロ


和栗のペーストは香りが弱め。
シャンティはほんのり甘くて、ペーストと味が馴染み良かったと思います。
アーモンドはコリッと香ばしく。


ベースのタルトもやっぱり香りは弱い気がします。
腹回りに散りばめたカカオニブは軽やかに甘い香り。


中もほの甘いシャンティ、中心にはカシスのソース。
このソースも主張は強くなくて、マイルドにまとまります。

ソースと合わせると和栗の渋みがちょっと立ち上がるかな。


もっちりとしたアーモンドクリームが詰まっています。
バニラアイスなんかを合わせたくなったのは、ややドライだったからでしょうか。

構成としては嫌いな感じではありませんでしたが、とにかく収まりが良すぎてイマイチ印象に残りませんでした。


コーヒーも飲みやすく優等生な苦み。
苦みを強く感じるほどではありませんが、甘いものと合わせるとほどよくビターに舌に残る感じでした。

そしてケーキを食べ終えた辺りで、満を持してパフェがやってきました。


桜と梅と桃のパフェ。

2枚の長いラングドシャがニコラのパフェを彷彿とさせます。
ピンキーなうさぎ。


トップに桜の花びらの塩漬け、美麗に巻き上げた桜あん、沿うようにオレンジピール

桜の香りは「ありがち」な程度ですが、オレンジピールのビター感が加わっただけで随分厚みが出ますね。


赤桃のソルベ。
「桃」要素は赤桃でした。

融けてネットリする濃厚なソルベ、甘み寄りの甘酸っぱさ。
ちょっと甘みに頼っている気がしないでもなかったのですけど、融かして他要素と合わせるのによかったと思います。


シャバシャバのソースの中にはオレンジピールを練り込んだ白玉と緩いわらびもちのようなゼリー。

ゼリーがよく分からないパーツだったのですけど、逆にもっとたっぷり入っている方が要素として一役担えたかもしれません。
オレンジピールの白玉は面白かったです。


マスカルポーネがたっぷり。
これは特に仕事をしていないストレートマスカルポーネなのでしょうか?
マスカルポーネ自体好きなので楽しめましたが、これの旨みが強かったり、甘さとか食感とか仕事の質の高さを感じることができると全体の印象がグッと上がりそうです。

ん・・・そういえば「梅」の要素は・・・?


桜あんの中のマスカルポーネの中に「梅のようなフランスのフルーツ」ミラベルのコンフィチュールだそう。
分からないではないですけど、ちょっと騙された気分(^^;)

ミラベル自体は好きなフルーツなのでこれも嫌ではなかったですけどねえ。

この下に据えてある薔薇型のパートフィロを崩してマスカルポーネを絡めながらいただくのが美味しかったです。


器の構造上、底の窪みにマスカルポーネが残って悔しかったです。
何だかんだ言って食べ終わるのが名残惜しくなるほど満喫しました。

今回は過去にニコラさんでも出していたパフェのブラッシュアップ版だったようです。
ニコラさんはイタリアンチックなお店のイメージで、今回もマスカルポーネを使っていた辺りがそれらしかった気がします。
とはいえ「パティスリー」の名前を掲げていた以上フランス菓子らしさも出してほしいところですが、その点においては「力」を全く感じませんでした。

まあ今は「パティスリー」とは付いていませんからこれでいいのかもしれませんけど。
和菓子の洋風アレンジというイメージでいただくのがいいと思います。
「あんみつ→クリームあんみつ」のような。


さてさて、もと来た道を戻って「現実世界」に戻ります。

落ち着く雰囲気、丁寧な仕事、意外性のあるアイデア、と楽しめる要素はたくさんあるお店だったので、ぜひまた伺いたいと思います。
ごちそうさまでした。

※ちょうど僕が伺った日に更新されたお店の公式ブログで、梅・桃・桜のパフェをもって「季節のパフェ」の提供は終了する旨が発表されました。

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