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美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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流山本町の「tronc(トロン)」で和栗とカシスのモンブラン、季節のフルーツのパフェ(4種のブドウ)。

吉田カレーさんの後はノープランでしたが、突如思い立って流山のカフェ「tronc(トロン)」さんへ伺うことに。
 
しばらくお休みになっていた、お店の方のかつてのスペシャリテであるパフェが、また復活していると耳にしたのですよね。
 
流山駅を出ると、街の古民家再生プロジェクトの一環として各店がこの切り絵行灯を置かれています。
troncさんのもかわいいですね。
 
そもそもカフェと古民家という、そもそも併せ持つ相反する要素の感じをよく出しています。
 
幸運にも空いていた席にそのままスルリ。
 
それ以降は基本的に席が埋まって順番待ちのお客さんがいる状態でした。
 
再開したパフェは16時以降に注文可能。
 
確か以前あった店内限定のデザート「オムレット」も同様の時間限定メニューでしたね。
「行くなら遅い時間」と思ってしまって、足が遠のいていました。
 
コーヒーは秋田の08COFFEEさんというところのものだそうで、僕は#9の深煎りを。
 
苦みの中に甘みのあるカラメルのような焼き上がり。
 
フォークは箸置きにセット。
 
この辺も「古民家」と「カフェ」の感じ。
 
和栗とカシスのモンブラン。
以前にもいただいていますが、マロンペーストの絞り方が変わっていて気になってしまいました。
上部にはカカオニブとローストしたナッツ。
 
ナッツはアーモンド、ピーカンナッツ、ヘーゼルナッツ。
 
さすがにナッツはローストから時間が経って、風味が飛んで渋みが出てしまっていますね。
 
単体でいただくよりはマロンペーストと合わせていただくのが良さそうでした。
 
さっくりもっちり。
 
ベースの焼き菓子は、高さがあって中はしっとりしていました。
これがなおざりになってしまったり、焼きすぎだったりするお店は多いように思いますが、焼き菓子として単品で食べてもちゃんと魅力があるといえるお菓子でした。
 
マロンペーストはそこそこちゃんと甘さも付けて、ペットリした質感。
 
細く絞ったものと違って、舌に濃密に絡みます。
中は生クリームではなくクリームチーズなのが特徴的。
 
酸味はなく甘みも付けていませんが、濃厚なミルクの風味が感じられます。
もしかしたらクリームも合わせてあるのかもしれません。
豆腐クリームのような、濃厚だけど淡泊な独特の味わいなのですよね。
 
カシスのジャムが中に。
クリームチーズには濃厚な旨みがありますが、華が足りなかったところを補足するような登場。
 
マロンペーストとも合いますし、全体としてまとまりのいいモンブランでした。
 
季節のフルーツパフェ(4種のブドウ)。
 
口の広いグラス、斜めに置かれるソルベ、そしてうさぎの耳のように刺さるラングドシャがこちらのお店の特徴ですね。
 
4種のブドウは、ピオーネ、シャインマスカット、巨峰、デラウェア。
 
木苺のソルベ。
 
キュッと強い酸っぱみと、ワイルドな香り。
 
これは大粒ですがキングデラとかだったのでしょうか。
 
ミントを効かせてマリネしてあったように思います。
 
各種ぶどうが敷き詰められています。
 
表面こそ生クリームですが、中はやはりクリームチーズ。
 
そして、流山名物のみりんを生産するときの副産物「こぼれ梅」も入っていました。
ほろほろしてしっとり。
 
クリームチーズ使いが絶妙で、甘くなく味がある、重いどころかふわりと軽く。
 
とても大人っぽい仕上がりのパフェでした。
 
”季節の"と付くくらいですから、続いていくメニューと思ってよろしいのでしょうかね。
これからどんなフルーツが登場するか楽しみに想像しながら、ごちそう様でした!

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