浅草からUターンして再び散歩。
築地と浅草のちょうど間くらいに、気になるカフェがあったのですよ。
位置関係としてはカフェ→佐久良の順の方が効率がよかったのですけど、
営業時間や混み方、ランチとスイーツの順序などを考えた末、非効率でもこの順番が正解かなと。
中央区立スポーツセンターの広い公園を回り込んだ路地にお店を発見!
看板が素朴なので、うっかりすると見逃してしまいそう。
そぼくな看板に書かれたお店の名前は「おやつのこぼく」。
お店に入るとママさん4人組のグループが持ち帰りの買い物をしていたので、しばし待ちます。
その間ショーケースを眺めて目当ての2つのケーキを確認していましたが・・・
ママさんたちがチーズケーキを3つ、2つ、2つ、1つと、計8つを買占め(;´Д`)ゎぁ
というわけでこの日はもうひとつの狙いだったショートケーキ(380円)だけいただくことに。
むしろこちらが売り切れているかも・・・と懸念していたのですけどね。
ドリンクは注文しなくてもOKとのことでしたのでケーキ単品で注文しましたが、麦茶が付いてきました。
ありがたいです。
飾りを配したシンプルな造り。
上に苺が乗っていても、ケーキと一緒に食べられるわけでもなかったりしますからね。
これでいいのですよ。
というか、むしろこの方がビジュアルとしてもいいような気さえしません?
カメラで振り返るとやたら色んな角度の写真が残っていました。
よほど好みにハマってテンションが上がっていたのでしょうね。
これなんか絶対「見つめ合ってる」イメージですよね。
我ながらオハズカシイですけど、でも、
これ目ェ合ってますよね、どことなく。
冗談はさておき、味の感想ですが。
やや厚めに見えた生地は、シロップが打ってあってほどよくしっとり。
もともとは結構ドライで厚みのある生地だと思うのですけど、いい塩梅に仕上げているのは作り手のウデあってこそ。
クリームは意外に濃厚な乳脂を感じるもので、それだけでもグッと心を掴まれる美味しさ。
思わずショーケースにもう一度目をやって、たっぷりクリームを巻いてあるロールケーキを追加しようかと考えたほどでした。
苺は完熟なわけでなく、マリネもしていないのかフレッシュなままの食感でケーキとしては馴染みが良くなかったと思います。
素朴な仕上がりという意味ではお店のイメージと合っていましたが、生地とクリームにはテクニックの高ささえ感じた分ちょっとアンバランスに感じられてしまいました。
とはいえ、惹かれるポイントが多かったのでまた機会があればいただきたいショートケーキでした。
今回売り切れに泣いたチーズケーキをリベンジするのはもちろん、
他にも気になるケーキがいくつかあるのでぜひぜひ再訪したいと思います。
ごちそうさまでした!