6月12日(月)、ほんのり涼しくて、ほんのり雨降りだったこの朝。
とはいってもこの梅雨はそれほど湿度が高くなくて助かっていますねえ。
まだまだこれからかな?
翌週に迫った米花さんのイベントのことでJさんは頭がいっぱいのよう。
すっかりハイテンションになっていらっしゃいます。
まずは切干大根。
小付けの定番ですが、個人的には久しぶりにいただきます。
米花さんの切干大根は、歯応えはヤワヤワで甘さも強め。
自分でするときは、水で戻す時間を短くして歯応えゴリゴリにしてしまうのもあって、
こういう優しい仕上がりのものをいただくと母が作ってくれた切干を思い出します。
夏らしい、水分が多くて丸々太ったキュウリになってきたように思います。
香りもよくて、ついついスイカを食べたくなってきてしまいました。
おや、おしゃれな1品が出て来ましたよ。
Jさんがキョロキョロとカウンターを見回していたと思ったら、
「これ、かけてネ!」
とミルに入ったホワイトペッパーを添えてくださいました。
せっかくなのでミルで胡椒を削ってミルことにします。
トマト、絹さや、パプリカ、新玉ねぎを軽く炒めてスープ煮にしてあります。
油は何を使っているのか分かりませんでしたが、コクのある味わいで、イメージ的にボルシチに近いものを感じました。
そして絹さやの中のお豆の味が濃くてびっくり。
季節物ですねえ。
ややや、ここでまぐろに出て来られたら、まぐろがメインということになるでしょうか。
スープ煮でかなり満足感があったので、
「そうか、タンパク質はまだだったか」
と意表を突かれた形になりました。
まぐろはさっぱり軽い味、夏らしくはあるものの酸味は控えめで食べやすい味。
かまぼこの甘みとちょうどいいバランスで面白かったです。
刺身とかまぼこの組み合わせって珍しいような。
両方魚ですけどね。
Jさんが丹精込めて卸してくださったという生わさび。
辛みがなくて、まぐろも脂が強いわけでもないのでそのままちびちびと。
大変美味しゅうございました。
最後は貝のお味噌汁、貝はホンビノスかな?
こちらも米花さんでは続くときは続きますが、久しぶりにいただくことができたように思います。
出汁がしっかり香っていい味、身体にいい味。
貝というと酒蒸しなんかも定番ですが、うまみ成分のコハク酸が発酵系の香りと相性がいいのでしょうかねえ。
味の良さを確かめるように、ひと口、ふた口…あっという間に飲み干してしまいました。
というわけでこの日も大満足の朝ごはんでした。
僕はイベントには参加できませんが、楽しんでいらっしゃってくださいね!
ごちそうさまでした。