10月18日(金)、この日は市場に着くと寿司大さんの行列がゼロだったので思わず並んでみることに。
ちょうどお客さんが入れ替わったタイミングだったようで1時間弱待ちましたが、無事に店内へ。
久しぶりに1番奥に席をいただきました。
すっかり冬にシフトしたネタケースを眺めて、注文を決めていきます。
まずはツマミでカワハギから。
薄く引いたお刺身で肝を巻いたスタイルです。
今回はまた肝がなかなか立派な大きさ。
肝がさらりととけた後に残る、ほのかな身の旨み。
鰯。
夏の名残でまだ残っていたので、こちらも。
脂はそれほどでもありませんでしたが、独特の香りと相性ばっちりな生姜。
たら白子。
冬のド定番ですね。
どろりと濃厚な白子がシャリに絡むわけですが、ポン酢でさっぱりした後口に仕上がっています。
玉子焼きを挟んで。
鰆。
個人的に背中側が好みですが、今回はなかったのでお腹の側を。
背中はしっとりした食感なのですけど、こちらはぷちゅっとハリのある歯応えが印象的。
みずみずしい鰆の身を堪能できました。
アズキハタ。
カシカシッと、かわいたような歯触りで素朴な風味。
シャリとの組み合わせで味が立って、握り向きなネタだなあという気がいたします。
鯖。
皮目に近い辺りの身のジューシーさが最高ですね。
秋の鯖も素晴らしいですし、また寒くなるにつれ丸々太って脂の乗るのが楽しみになります。
カツオ。
〆の一貫はこちらに。
赤の深い部位が出てきましたね。
脂ではなく、さっぱりした独特の香りと、血合いの旨みでいただくカツオでした。
というわけで今回もバラエティーに富んだネタを楽しむことができました。
ごちそう様でした!