カレーの後は、四谷三丁目へ移動して〆のコーヒーをいただきに「猫廼舎」さんへ。
つい先日始まった"新メニュー"を試したかったのですよね。
新メニューというのはこれ。
豆の種類だけではなくて豆、お湯の量をそれぞれ好みで指定できるようになったのです。
この違いは、全く別のコーヒーを注文したかのように差が出るのですよね。
まずはサビネコを5番(15g×150cc)、つまり1番薄い指定で注文。
どちらかというと濃くて強いコーヒーが好みなので、まず1番好みから遠いものを押さえておこうと思ったのですよね。
量も多めなので大きなカップで提供されます。
ひと口飲んでビックリ。
「薄い」「淡い」味わいのコーヒーを想像していたのですけど、違った方向にマイルドで、もはやカフェオレに近いような優しいコクが出た仕上がりなのですよね。
これは頼んでみて収穫がありました。
続いて、同じ豆で対照的に最も濃い指定になる4番(25g×50cc)。
いわゆる「デミタス」です。
たっぷりの豆を使うので、ドリップを始めてからカップにコーヒーが滴る音が聞こえるまでにかなりタイムラグがあります。
そのラグが大きいほど期待が膨らむのですよね。
こちらはもちろん小さめのデミタスカップ。
常温にしばらく置いたガナッシュ、それもカカオ分高めのショコラをいただくような感覚。
カッと上あごに来るような苦みと、その後に残る渋みと甘み。
「カレーは飲み物」という言い方があるなら、デミタスは食べ物、といったところでしょうか。
4番はもちろんですが、5番も美味しかったことで今後の注文がより悩ましくなった気がしながら、大満足でごちそう様でした!