この日は年内最後の豊洲市場へ。
お目当ては「寿司大」さん納めです。
年内最後の週末だったのですけど、驚いたことに店内には空席があってお店の方も嘆いていたほどでした。
かける言葉もみつからない思いですが、ツマミからゆっくりやることに致します。
ほっき貝。
ツマミでお願いするとちょっと豪華な感じで登場しました。
強めの歯応え、しっかりした甘み。
ちょっと塩を付けていただくと、より甘みが引き立ちます。
「ヒモはどうする?生だとすごい貝貝しちゃうけど、ボイルにする?」
と聞かれて、生にチャレンジしようかと思ったのですけど、「貝貝しちゃうよ?」と繰り返し聞かれたので折れてボイルでお願いしました。
ほどよい風味で大変美味しかったです。
アブラボウズ西京焼き。
よく脂の乗った身は、内側から膨らむようにパンパン。
焼き色もお見事です。
表面はカシッと、内側はとろんと。
味噌の香りに負けない強い脂、その旨み。
「寿司大」さんでいただいた焼き物の中でも1,2を争うほどに好みでした。
〆鯖。
身はちょっと緩めですが、脂よりも青魚らしい独特の風味が感じられる鯖でした。
玉子。
焼きたてほかほか。
ほのかな甘みと、海苔の香り。
かます。
わさび醤油で。
ざらりとした質感の皮目に、ちゅるんと軽やかな身質。
旨みもしっかり。
クエ。
ジャキッと軽快な歯応えながら、じゅわっと溢れる脂。
ミルキーな味わいが残ります。
さより。
「細魚」と書いてさよりですが、握りにするとむしろ肉厚に感じられます。
巻き込んだところに乗せた生姜の風味がアクセントというか、インパクト。
アジ。
年内〆の1貫はちょっと考えて、こちらに。
冬のアジは脂が控えめは印象ですが、これはこれで歯応えがよくて魅力があるのですよねえ。
というわけで色々あった1年でしたが、とにもかくもお疲れさまでした。
大満足でごちそう様でした!