続いてやってきた「八千代」さん。
この日は人と待ち合わせをしていましたが、先に食事はいただいてしまうことに。
小鉢は肉じゃが。
じゃがいもは定番の小じゃがです。
聞いたところ、じゃがいもよりも小じゃがを使った方が煮崩れしにくいという利点があるのだとか。
お店だと何度も温め直し続けなければならなかったりしますものねえ。
注文はアジ・ホタテフライ。
厨房には「アジホ」と通ります。
綺麗なきつね色。
大判で厚みのある鯵に、粗めのパン粉がザックザク。
表面が衣でコーティングされているところをガブッと噛んで割り入ると、むわっと立ち上る蒸された鯵の香る湯気。
たっぷりのタルタル。
鯵につけた下味はもちろんのこと、衣自体に粉チーズで隠し味が入っていることで味濃く仕上がったフライの後味をねじ伏せるような力強いマイルドさ。
ホタテフライはいつもの絶妙レア仕上げ。
表面がギュッと縮んでいて、高温でガッと火が入っているのが見て取れますが、表面と中心部のコントラストが強すぎずほどよいレア加減に仕上がっているのように見受けられます。
ホタテフライは、帆立の甘みで食べたいのでタルタルもソースも付けずそのままでいただきます。
というわけで、文字通りサクサクいただいてしまいました。ごちそう様でした!