大体決まったところでコーヒー豆を買いがちなんですけど、たまには違うところで買おうと思って少し久しぶりに南千住の「カフェ・バッハ」さんへ。
カウンター席に座ってコーヒーとケーキを注文します。
コーヒーは、ズラッと並んだ豆の調子を眺めながら決めました。
イエメン・モカ ハラーズ。
モカハラーは他のお店でも結構いただく機会が多いのですけど、こちらでは最も浅煎り寄りの中煎り。
深煎り以外でいただいたことがなかったので、興味が湧いて注文してみました。
イルガチェフェにも少し近いですが、浅めの焙煎でもしっかり甘みが出ているのがイエメンらしさのように感じました。
想像したよりやわらかな味わいの印象。
タルト・オ・シトロン。
お菓子も自家製で用意されていて、季節商品や限定商品がインスタで発表されているのですよね。
今回はこちらを写真で見かけて気になっていたので、心に決めての訪問でした。
焼きの強くない柔らかめのタルト生地に、クレームシトロンを詰めて、仕上げにイタリアメレンゲ。
生地の味わいが穏やかな分、シトロンの酸味とちょっとビターな風味のちょっと尖ったところが印象的に後味に残ります。
コーヒーの酸味とも合っていて、浅煎りめの豆を選んだのは正解でした。
「バッハ」さんはお菓子のレシピ本も出されているのですけど、そちらではお菓子ごとに「どういうコーヒーに合うか」も記載されていて、お店に並ぶ商品もコーヒーに合うことを意識されているのがひしひしと伝わってくるのですよね。
当初の予定通り豆も購入。
飲んだことがない気がしたので、マラウィにしてみました。
比較的深めの焙煎ですが、しっかり甘みを引き出しながら結構フルーティーな酸味が残っていて、重めの味ながら爽やかという好みのコーヒーでした。
コーヒーはもちろん、お菓子も含めて、早く再訪したくなりながらごちそう様でした!