随分久しぶりになってしまいましたが、立石の「YAZAWA COFFEE ROASTERS」さんへ。
築地の場外にあった頃は毎週のように通っていましたが、立石に移転され、僕自身も23区の反対の方へ引っ越してしまったこともあり、なかなか伺えていなかったのですよね。
インドネシア・マンデリン(浅煎り)。
せっかく来たので、かなり浅い焙煎の豆を選びました。
マンデリンは深煎りでいただく機会が多いので、浅煎りは新鮮。
グレープフルーツのように強い酸味とビターな味わいがくっきりとコントラストを生む一方で、蜜のような甘みのニュアンスも。
少し口をすぼめた形のカップが、香ばしい香りを凝縮させるように肉厚に鼻に届けます。
ケニア(中深煎り)。
さらに、せっかく来たので2杯目もいただきます。
ケニアは中深煎りと深煎りの選択肢があったので、やはり少しでも浅め寄りで中深煎りをチョイス。
深みのある苦みと、ほんのり甘み、旨みが感じられるバランスのいい味わいの中に、個性と言える程度の酸味。
ドアがリニューアルしているなど、分かりやすい変化もありましたが、何より次々いらっしゃるお客さんと店主さんの掛け合いが漫才のようで、いるだけで楽しい空間になっていました。
街に根付いたお店なんだなと改めて感じつつ、ごちそう様でした!