この日も例によって豊洲市場の買い物の初めに「米花」さんへ。
寒いのは苦手なのですけど、こちらの冬メニューをいただけると思うと悪くない気がしてしまうのですよね。
というわけでいきなり冬らしさ満載の根菜煮物盛り合わせ。
人参、蓮根、牛蒡、里芋。
一応鶏肉も入っているのですけど、あくまでもメインは根菜という感じ。
ちゃんと確認はしませんでしたが、里芋は2種類入っていたように思います。
里芋も色々種類があって、食感、味わいとかなり幅があるお野菜ですよね。
お肉は鴨肉っぽいカットでしたが、食べた感じは鶏肉だったと思います。
そしてメインが登場。
二色丼。
鶏そぼろと炒り卵が半分ずつかかっていて、いわば変わり親子丼といったところ。
旨みの詰まった脂が全体に行き渡ったそぼろ。
細かくはらはらとした質感に仕上がっていますが、脂が浸みてじんわりしっとり。
炒り卵は「米花」さんらしい甘くやさしい味付け。
こちらは丁寧な火入れでふっくらと仕上がっています。
上に乗った紅ショウガ、下に敷かれた刻み海苔と風味豊かな丼でした。
ふぐ汁。
この豪快で熱々のお椀も冬の「米花」さんの醍醐味のひとつ。
もきゅっとした独特の食感のふぐ、見えにくいですが右側に写っているのは葛。
葛きりは先日に続き2度目の登場で、前回は驚きが大きかったですけど、今回はすっかりその食味にハマってしまってもっと入れて欲しくなりました。
塩気のある味わいにも合う食材なのですねえ。
というわけでお腹の底から温まることができました。
また鶏そぼろや炒り卵は真似したいところもみつかる2品だったので、自炊に活かしてまいりたいと思います。
大満足でごちそう様でした!