去年北千住にできたかき氷屋さん「TSUJI-お茶とかき氷-」さんへ。
2020年11月に歴史ある日本家屋を改装して「和食板垣」がオープンしたのですけど、そのすぐ後に隣で開業されて気になっていたのですよね。
メニュー開発には「和食板垣」の料理長も携わっているそうです。
黒胡麻ごおり。
可愛いフルーツ系のメニューも色々あったのですけど、色気がなくて逆にインパクトのあるこちらを注文。
黒胡麻餡、黒胡麻ミルクシロップ、生湯葉、胡麻豆腐、くるみのキャラメリゼ(きな粉)。
想像できそうでできないラインナップの説明書きです。
上からかかっているのが黒胡麻餡、氷に馴染んでいるのが黒胡麻ミルクシロップではないかと思います。
どちらも濃厚な胡麻風味。
ドライな質感の黒胡麻と氷は相性が悪そうにも思いましたが、ミルクを挟むことで馴染ませることを狙っているように感じられました。
のっぺりと重い舌触り。
湯葉は小細工なくストレートに生湯葉。
胡麻豆腐はぷっちんプリンのような軽い質感、ほのかな風味。
きな粉をまとったくるみのキャラメリゼは、後半の味わいに印象的な甘みを加えます。
というわけで、地味なのに却ってインパクトが強いビジュアルと同じく、素朴そうで印象的な味の残る1杯でした。
ごちそう様でした!