大型連休を過ぎると世間の休日疲れで空く傾向のある市場へ。
まずは「米花」で朝ごはんをいただいて、買い物に回る気力を付けます。
ごぼうと人参のきんぴら。
太めのカットで、ごぼう特有の土気ある風味と人参の甘みが前面に出つつ、濃いめの味付けで角を抑えた仕上がりになっています。
お新香は茄子と新生姜。
塩気が強めですが、その分香りも強まって爽やかな後味に。
続いてお味噌汁が登場。
鰹出汁の香りが広がります。
具は豪快なカットの永平寺揚げ。
「米花」さんでは定番に近い頻度で提供される食材で、厚揚げと油揚げのいいとこどりみたいなつくりなのですよね。
お味噌汁に油の旨みも加わっていい感じ。
さらにはこれまた大きくカットした大蕪。
青みのある風味と、とろっとした口当たりが味噌の旨みに優しい印象を加えます。
本ますのムニエル。
粉をはたいてバターでソテーしてあります。
強い旨みと香り、そこはボリューム感を加えるバターの濃厚な風味。
皮目はばりっと、身はふっくらと仕上がっています。
幸運なことによく脂ののったヒレ付近の部位でした。
ハラスみたいな脂のりです。
およそひと口では食べられないサイズのサニーレタスにゆで卵をのせて、バルサミコの香るドレッシングをかけたサラダ。
さらにマヨネーズたっぷりの新玉ねぎも添えられていました。
春らしさと「米花」さんらしさの詰まった朝ごはんでした。
大満足と満腹で、ごちそう様でした!