せっかく来たのだから北九州の美味しいコーヒー屋さんも1軒くらい伺えれば……と調べて、気になった「自家焙煎珈琲工房ロッシュ」さんへ。
ご主人が東京で「もか」「ランブル」「バッハ」といった名店に感銘を受けてコーヒーの道に入ったと綴られていて、これはぜひ味わってみたいと思ったのですよね。
カスタードプリン。
自家焙煎、ネルドリップのコーヒーに、自家製の甘いものも合わせていただきます。
ひきしめブレンド。
3種類あるブレンドのうち最も深煎りのフレンチローストのメニューをいただきます。
エスプレッソやアイスコーヒーがおすすめのような書き方でしたが、今回はネルドリップのホットで。
ビターさが強めですが、ほんのり甘みも滲み出てきている感じ。
もう少しお湯の温度を落とすとか、ドリップに時間をかけるくらいすれば豆自体は甘みをしっかり持っている焙煎に感じられます。
カスタードプリン。
ガトーショコラ、チーズケーキなど、コーヒーのお供になるデザートメニューも充実していましたが、今回はプリンに。
シンプルで卵の味がしっかり出たプリンで、カラメルソースは緩め。
印象的にはもう少し軽めの焙煎の方が合っていたかもしれません。
抽出はネルドリップですが、ネルフィルターをペーパードリップで使われるドリッパーに被せてドリップされているようでした。
コーヒーの淹れ方ってそれぞれのお店にそれぞれの哲学があって、目に見えることや数字を教わったり真似したりするだけでは再現性はないのだよなあということを改めて考えつつ、ごちそう様でした!