この日は大変重要な予定が控えていましたが、朝は時間があったのでサクッと市場へ。
大事な日こそルーティーンを崩さずに過ごします。
おでん。
この冬の主役を張っていると言っても過言ではないおでんですが、毎回注目すべきはタネのラインナップです。
今回は何だか芋芋してる……と思いましたが、
じゃがいもかと思ったこちらは、すじ!
すじというと牛すじが真っ先に思い浮かびますが、関東では元々この魚の練り物の方のすじが主流だったようです。
鮫肉を使っていて味は淡白。
ざらっとしたちくわぶの塊みたいな1品でした。
海老芋。
水分少なめで、スープの中にあってもホクホクに仕上がっているのは、別で蒸してあるからでしょうか。
素朴な甘み。
お椀はシンプルなお出汁にはんぺんと小松菜。
ぶり照り焼き。
煮物っぽくも見えてしまいますが、タレ多めの照り焼きです。
照り焼きのタレと鬼おろしを和えて食べるのもお気に入りです。
ただでさえ分厚くカットしたぶりが、パンッパンに膨らんでいるのが目を引きます。
タレとぶり自体の脂で照りっ照りです。
この厚み。
そしてこの角度だと、表面がふっくらと膨らんでいるのがよく分かりますね。
腹身からのアングル。
頭寄りの部位の切り身で、溢れんばかりのトロトロの脂と照り焼きのタレを絡めながらいただきました。
さらっとシンプルに強度のありすぎるひと皿をぶち込んでくる、「米花」さんらしい朝ごはんでした。
やっぱりぶりは美味しいな!という簡潔な感想を抱きつつ、ごちそう様でした!