この日はちょっと遅めの時間に自宅付近のエリアでサッとランチを済ませたくて、「LUG Hatagaya」さんに飛び込んだら幸運にも1席空いていました。
ブランチの時間は初訪問なのでメニューと睨めっこしながら注文を決めます。
デリプレート。
ソーセージやロースト野菜、ラペなどがギュッと1皿に盛り込まれていて、お店のインスタでは「のんべえ用のわんぱくプレート」と紹介されていました。
ソーセージやリエットといったシャルキュトリー系はもちろん、シンプルなロースト野菜も香ばしさに耐える水分量、強い甘みで魅力満点です。
おつまみプレートの面はありつつ、ランチとしてもボリューム十分な1皿でした。
自家製フライドポテト。
前回ディナーの際にはまぐろのタルタルに添えられた形でいただいたのですけど、このポテトが絶品で印象に残っていたのですよね。
ぽくぽくとした歯応え、芋の香りのエッジの利いた塩気が次のひとつに食欲を誘う魔力強めの1品でした。
毎回食べたくなってしまいそう。
この日はコーヒーの手書きメニューでイエメンが書き足されていたので、ドリンクはそちらに。
それほど煎りが深くなくて印象が離れている分、普段いただく機会の多い極深煎りのイエメンとの共通項が浮き彫りになって感じられるようで面白かったです。
苺のショートケーキ。
ずっと気になっていた季節のケーキもようやく注文できました。
4段重ねのジェノワーズに、たっぷりの苺のスライスとほんのり赤みを帯びたクリームをサンド。
軽やかながら苺とクリームの風味のメリハリがはっきりと出た1品になっています。
ケーキの上に載せるフルーツはあまり必然性が感じられないことが多くて、そんなにいい印象を持っていなかったのですけど、
こちらはお皿全体として色合いが整えられているところがあって、センスの溢れた1皿になっていました。
ランチタイムながら手の込んだお料理の数々に大満足でごちそう様でした!