四ツ谷にある洋食屋さん「かつれつ四谷たけだ」さんのカキバター焼が始まったという噂を伺って、ちょうど夕飯をひとりで食べるタイミングがあったのでスタート2日目にお邪魔することができました。
もとは築地市場場内にあった「洋食たけだ」の2号店としてこの場所で「洋食エリーゼ」がオープンし、その後現在の店名になってリスタートしたそう。
「エリーゼ」で修業された方が四谷三丁目で「キッチンたか」、新宿御苑前で「洋食KOBAYA」を開かれているので、そちらも合わせて気になるところです。
今回は19時に並び始めて、2時間弱ほどで店内へ。
カキバター焼、カキフライ。
並んでいる間にオーダーを聞かれましたが、ほとんどのお客さんがカキバター焼を注文していて、カキフライを注文したお客さんには「カキフライでいいですか?」「カキフライでいいですか?」と2回聞いているほどでした。
大船渡から毎日直送されるという牡蠣は、今年はなかなかサイズが厳しいという話もありましたが、加熱してこれなら十分なサイズです。
築地の「たけだ」同様ベーコンを一緒に火入れして、香りをアクセントにするスタイル。
これがあることで、お皿の彩りも加わっています。
表面は軽くカリッとさせつつ、中はちゅるんと艶かしい質感。
どう火を入れたのか気になる絶妙な仕上がりでした。
甘辛の醤油ベースで、バターが角を取ったソースも抜群の美味さ。
キャベツにも絡めてワシワシといただきました。
せっかくなのでカキフライも付けています。
明るめのきつね色に揚がったフライが2つ。
レモンとタルタルソースが添えられていました。
この日の目当てはバター焼の方だったのですけど、衝撃度はカキフライの方が大きかったかも。
「かつれつ」を冠するお店なだけあって、軽く、かつ存在感のある衣の揚げ加減が素晴らしいのですよね。
今さらの初訪問ではありましたが、その魅力を肌で感じることができて大満足でした。
カキメニュー入りの他も気になるので、また再訪しようと心に決めつつごちそう様でした!