9月27日(土)、深夜に出発するとかなり涼しい季節になってきましたね。
今週は世間的には台風接近があったり、個人的には体調に異変があったりしましたが、週末までにどちらも持ち直したので無事築地へ来ることができました。
3時30分着。
寿司大は20人を超える列が出来ていました。
他のお店にはさすがに早いので場外まで範囲を広げて散歩を。
4時になればぼちぼち開き始めるので再び場内に戻ります。
というわけでやってきたのは、小田保。
お客さんが入れ替わりながら、常に6,7割は席が埋まっていました。
席には空きがありますが、お弁当の大型注文が入っているようでお店はてんやわんや。
これは料理が出てくるのに時間がかかりそう。
というわけで早く出てきそうなものもちょこちょこと。
アスパラサラダ(350円)。
千切りキャベツ、玉ねぎスライス、トマト、パセリ、ホワイトアスパラ。
タルタルの上からイタリアンドレッシングもかけてあるよう。
グズッと崩れるホワイトアスパラ、これは缶詰なのかな?
呑兵衛さんの一日の始まりにちょうど良さそう。
時間がかかりそうだったのでもう一品追加!
牛スジ煮(600円)。
予想通りササッと出てきました。
ここまで上手に注文出来たのはいいのですが、他にお料理が出て来ないお客さんが多い中僕のばかり出て来て、視線が痛かったです(苦笑)。
牛肉の旨みがギュッギュッギュッ!
煮汁自体甘みがありますが、唐辛子が効いているので旨みも甘みに近くなります。
ゼラチン質もたっぷり。
唐辛子とにんにく、甘醤油な煮汁が相俟って豚キムチに近い気も。
牛スジキムチ的な。
冬場まで続けば人気メニューになりそうですね。
ようやくメインが登場。
メカジキバター醤油焼き(850円)。
思ったよりも薄めながら面積の広いメカジキ。
大きいというよりも「広い」です。
バターを敷いて焼いたのではなく、バターソースを纏わせた料理ですね。
バターが分厚く絡んでいます。
バターとメカジキの脂が混じりあって焼けて、ちょっと甲殻類にも似たような香ばしさです。
サクッと歯切れの良いメカジキ。
メカジキ自体は上質というわけでもないかもしれませんが、調理法でメカジキの魅力を一段と、さらに一段と引き出しています。
洋食の味付けとしては塩気が控えめ。
こちらはタルタルもまろやかな味わいなので、全体に優しい一皿です。
メカジキを陰で支えるポテサラ。
茹で卵も入って、ちゃんとした作りです。
この日はお母さんの機嫌も上々。
Sさんの名前を出すと少女のようにニコニコ笑顔になっていらっしゃいましたよ♪
ごちそうさまでした。