午前中はちょこちょこ用事を済ませて回って、水分補給のため新橋へ。
カフェ・ド・ランブル。
この日は開店前から海外からのお客さんがお待ちで、その後も日本人と海外の方と半々くらいの人数比でした。
開店すぐだったのでテーブル席が空いていました。
ドリップを見られるカウンターも魅力がありますが、久しぶりのテーブル席もやっぱり落ち着いていいものですね。
テーブルの中心は灰皿になっています。
これ、ちゃんと外れて中身を捨てられる仕様です。
受動喫煙禁止法案が固まったらこれも過去の遺物になってしまうのでしょうかね。
コーヒーゼリーを注文しましたが、「今日はもう終わっちゃいました」とのこと。
開店1番乗りでの注文だったはずなので、この日は用意がなかったということか、取り置き分で終わってしまったということかもしれません。
注文はアイスレスアイスコーヒー(830円)。
午前中に炎天下を歩き回って、温かいコーヒーを飲むような気分には到底なれなかったので、初めてのアイスメニューにしました。
注文してからすぐに出てきたのでですけど、淹れ置きなのでしょうか。
よく冷えたグラスに、よく冷えたコーヒー。
「アイスレス」と謳いながら氷が入っているじゃないか!と思うのですけど、
この氷がコーヒーで出来ている代物なのだそうです。
氷ではない、全てコーヒーである、という意味での「アイスレス」なのですかね。
コーヒー自体は、少し酸味があって、かなり軽い味わい。
ネルドリップらしい深みみたいなものは感じられず。
シロップとミルクが添えられます。
せっかくなので途中でミルクを投入。
ブラックだと、薄い味わいの中で酸味が立っている状態だったので、バランスとしてはミルクを入れた方がよかったです。
ただ、このマイルドさはわざわざランブルで注文して飲むほどかというと、ちょっと疑問。
ウォーター・ドリップ(水出しコーヒー)(770円)。
せっかくなのでこの機会に、もう1杯「ホットではない」メニューを。
注文時に、
「ショットグラスに少量でかなり濃くて、ミルクもシロップも付きませんが大丈夫ですか?」
と確認されました。
ショットグラスのビジュアルもあいまって、バーでお酒を飲むような気分になってしまいます。
大人感。
通常のコーヒーに比べると、少しとろみがついた質感で、縁はオレンジとも紫とも取れる重層的な色合い。
味わいは、エスプレッソ的ではありますが、これまた幾分か味わいが軽め。
酸味が力強く味わいの芯になっていますね。
水出しにすると、抽出できるコーヒー豆の成分が限定されるので、自然味わいは薄くなってしまうのは自明。
その中でどのように仕上げるかということなのですけど、ランブルさんの複雑な味わいのネルドリップコーヒーから考えると物足りなく感じてしまうところでした。
アイスコーヒーにしても、冷やすことで甘みなんかは感じにくくなりますから、同様にして単純に「物足りなさ」という感想になってしまった気がします。
却ってホットのコーヒーの美味しさというものを改めて感じることができた、ということは収穫だったかもしれません。
開店直後で満席にはならず、久しぶりに落ち着いた雰囲気で過ごせました。
また次回はコーヒーゼリーでも。
ごちそう様でした!