この日は国立へ遠征。
お目当ては駅から南側のお店でしたが、せっかくなので気になっていた北側のカレー屋さんからお邪魔します。
前に立川から府中まで歩いたときにこの辺りを通過したことはありますが、電車で下車するのは初めて。
駅から延びるまっすぐな道の感じが、中央線沿線っぽいですね。
やってきたのはダバ☆クニタチ。
名だたる名店、シェフの下で修行されたご主人がイベント営業などを経て、満を持してオープンさせた実店舗なのだそうです。
勝手にインドインドしたお店を想像していましたが、壁にかかった大きなインドの地図から目を逸らせばかわいらしいカフェにしか見えない店内。
女性のおひとり様も多いですし、ご近所さんらしきお子さん連れや年配のお客さんがテイクアウトのカレーを買いに来るなど、随分のんびりした雰囲気でした。
注文はダバランチを。
本日のカレー2種に、ラッサム、サンバル、お豆のサラダ。
サモサやチャトニも添えてありますね。
どこからいただくか悩ましいところですが、
いざ。
ラッサム。
酸味控えめ。
トマトの旨みで出汁が効いたような味わい。
小松菜と豆のカレー。
豆の炊き始めの1番香りの立ったところのような、主張の強い香り。
インド料理の豆の香りって、スパイスを凌駕するのですよね。
サグチキン。
こちらは鶏の出汁が強く出ています。
チキンベースのスープを飲んでいるような感覚になるほど。
サンバル。
サラサラなタイプ。
お茄子の食感がとてもよかったです。
ダイスカットのフレッシュな野菜と、お豆のサラダ。
塩気をビシッと効かせるのがインドっぽいです。
すごく素材の味が立ったカレーでした。
こういう個性の立ち方のカレーってあまり経験がなかったので、グッと惹きつけられました。
また食べに行きたくなりましたし、何を食べても楽しませてもらえそうな安心感がありました。
ごちそう様でした!