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美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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四谷三丁目の「猫廼舎」でサクラネコ、桜と抹茶のピティビエ。

この日は仕事帰りに猫廼舎さんへ。

 

春恒例のお菓子とブレンドコーヒー狙いです。

 

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季節のお菓子は残り少なでしたが、滑り込みでいただくことができました。

 

というわけで、

 

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サクラネコと桜のピティビエ。

 

カップも桜柄で用意してくださいます。

 

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サクラネコ。

猫廼舎さんで用意されるブレンドの名称は、実在する「猫」の付く言葉を使われています。

「さくらねこ」は言葉からイメージされるほど爽やかな意味合いではありませんでしたが、調べてみると勉強になりました。

 

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今年は花見らしい花見もできませんでしたが、こういう楽しみ方しかできない春が過ぎてゆくというのも風情があったりするもので。

 

などと思う間もなく、花よりピティビエです。

 

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桜と抹茶のピティビエ。

ピティビエというのはパート・フィユテというパイ生地でクレームダマンドを包んだ焼菓子のこと。

 

ピティビエという村の伝統菓子なのだそうなのですけど、見た感じも、説明を聞いてもガレットデロワと被るのですよね。

 

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抹茶のクレームダマンドと桜餡。

 

ガレットデロワというと、キリスト教の公現祭を祝って1月に食べられるという季節の縛りがあるのがまず特徴。

調べると中のクリームがフランジパーヌ(ダマンドにクレームパティシエールを合わせたもの)だとするものがあったり、円形で表面が平らであると説明されていたりするのですけど、その辺りはもはや作り手による個性というレベルの広まり方をしているように思います。

 

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というのもピティビエは、花形で周縁が花びらカットされているだとか、表面は中央がドーム状に盛り上がっているという説明を見かけたりしたのですけど、必ずしもそうではなさそうだったりもするのですよね。

 

まあ美味しいからいいか、となるのがお菓子のいいところで。

 

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そんなこんなでサクラネコを飲み終わるところで、底に桜が散り落ちているのをみつけます。

 

こういうカップの遊び心はいいなあと思っていたら、お店の方から「てんいち方式です」という大変ウィットに富んだ天下一品なご説明をいただきました。

 

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お代わりのコーヒーをいただいて、どっしりした苦みを感じつつ。

 

こうして飲み比べてみると、サクラネコは華やかな香りがしていたなあなどと思えたりもするもので。

 

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豆にこだわりのある自家焙煎のお店では、2杯くらい飲んでみるものなのかもしれないなあと思いながら、また来年の春も楽しみにしてごちそう様でした!

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