この日も例によって米花さんへ。
少し前からの❝いいお魚が入荷しがちバブル❞が継続しているようだったので、楽しみにして伺います。
白菜漬け。
「乳酸発酵してるから美味いし身体にいいんだよ」とご説明いただきます。
一応冬の味覚だと思いますが、時期はそろそろ終わりでしょうか。
米花さん定番のお惣菜、切干大根。
今回はごろごろちくわが入っています。
甘めでやさしい味付け。
やわすぎず、それでいてたっぷりお出汁を吸った食感がポイント。
キンキ煮付け。
出ましたドン!ド迫力!
頭でっかちではあるのですけど、身もかなりの大きさがあります。
大皿に全く収まりきりません。
甘い脂が絶品なキンキは、顔周りのゼラチン質がまたたまらないのですよね。
丁寧に解体しながら食べ進めます。
頬肉も忘れずに。
ちょっと引き締まった身が、案外ごそっと付いています。
頭でっかちだったので身は痩せているのかと思いきや、なんのその。
皮下の厚い層と、ぷっくり膨らんだ身は見るからに凄まじい脂乗り。
味付けではなく脂の甘さ。
ミルキーで少し葛湯を思い起こさせるような、透明感のあるコク。
そこへ「大きい魚」らしい骨太な旨みが加わります。
でーんと卵も抱えていました。
というわけで、朝から「夜ご飯で食べても豪華すぎる」レベルのお食事になってしまいました、と米花さんあるあるな言葉を残してごちそう様でした!