夜はインド料理を食べたくなって、久々の木場「カマルプール」さんへ。
人気カレー3種を含むディナーセットを軸に据えて、色々食べたいものを注文していきます。
カマルラッシー。
薔薇の香りを付けたラッシー。
ローズウォーターか何かで香りを付けているのだと思いますが、下の方に沈みがちなのか特に後半濃厚な風味に。
ラムミックス。
お店の1番人気といってもいい定番メニュー、2種類のラムのタンドール焼きです。
色の薄い方はナッツっぽい風味を感じるマイルドな仕上がりで、お肉はやわらかいというか、とろっとした質感。
色の濃い方は、ややガシッと強めの食感まで火を入れてあって、スパイスも強めの風味付け。
ボリューム感のあるカットなのですけど、このサイズ感が火入れにも影響しているように思います。
2種類ともに個性が立って、印象に強く残る味わいでした。
甲乙つけがたい!
牡蠣の白いカレー。
牡蠣の風味がしっかり移ったシチュー、オイスターチャウダーのような仕上がり。
牡蠣の身自体も出汁ガラにならず、ふわとろっとして強い磯の風味。
ポテポテッとお腹に溜まって、腹の底から温まるカレーでした。
ゴルゴンゾーラクルチャ。
塩気が立ったゴルゴンゾーラを包んだクルチャに、ハチミツの甘み。
こちらはディナーセット。
人気のカレー、ラムミント、鯖カレー、バターチキンの3種盛り。
ナンはチーズクルチャに変更でお願いしています。
こちらももちろんしっかり塩気はありますが、ゴルゴンゾーラと比べるとミルキーでマイルドな印象が勝ちます。
生地と干渉しあう食感、風味も絶妙ですねえ。
ラムミックスに添えられたミントソースでも思ったのですけど、ラムとミントの組み合わせがこんなに素晴らしいとは。
ソースに浸み出したラムの肉々しく、力強い旨みを、一瞬にして爽やかに受け流すミントの香り。
シャバシャバの鯖カレーは、こちらもスープにしっかり鯖の香り。
バターチキンは、独特な香りが付いた強めの甘み。
デザートにはクルフィ―を。
牛乳を煮詰めて作ったアイスですが、こちらのお店ではマンゴーソースをかけて、中にはマンゴーの果肉もごろごろと入っていました。
クルフィ―自体はシンプルなミルク味だったと思いますが、どこから食べてもマンゴーの味わいが入ってくるので、マンゴーアイスをいただいているような感覚でした。
お肉の火入れ、カレーのソースへの素材の風味出しの2点に特に感動しました。
季節の食材を用いた1品料理が魅力的なので、また季節を気にしつつお邪魔できればと思います。
ごちそう様でした!