前記事で「落ち着いた時間も大事」と書いた矢先、テレビの撮影が終わっていた「とんかつ八千代」さんへもちゃっかり訪問。
次の予定があるのでサクサクいただいて帰りましょう。
最近頻度が多い気がする小じゃが。
今回はしっかりめの火入れでほろっと崩れる食感。
挽き肉たっぷりでありがたいです。
メインはカキアタマ。
「アタマ」というのは元々「カツ丼のアタマ(=上に乗っているおかず部分)」を指す言葉で、カキアタマはとんかつをカキフライに替えたバージョンということ。
前回隣の常連さんが注文されていたのが気になってしまったのですよね。
お出汁の香り、揚げ物の香ばしさの中にちょっとプンと磯の香り。
白身はぷるんと舌触りのいい質感に仕上げてくるのが「八千代」さんクオリティ。
看板料理のチャーシューエッグにも使うからか、こちらが扱う卵はちょっと味がいいのですよねえ。
「アタマ」は衣がみるみるうちにお出汁を吸っていって食感が変化してしまうので、食べるスピードも重要。
とはいえ熱々のまま口に放り込むのも危険なので、焦りは禁物であります。
スピード感を重視して強めかつスパンを短くしたフーフーを繰り返します。
牡蠣がまたサイズが出てきて食感がいいですねえ。
お出汁を吸い過ぎると衣の食感は落ちますけど、逆にお出汁に牡蠣の風味が移るのは魅力的であったりして、最後まで食べ方に迷って嬉しい悲鳴を上げてしまう1皿でした。
ごちそう様でした!