この日も豊洲市場は「米花」さんに着くと、何やら先客の方のお皿にすごいものが乗っています。
わくわくしながら待っていると、僕の前にもそれが登場。
鶏半身焼き。
日本のクリスマスを思わせる豪快な1品が出てきました。
添えられているのはかぼちゃと橙。
大きめの鶏を焼いたときの楽しみといえば、皮目。
バリバリに焼けて、中からぶしゃっと肉汁が溢れ出します。
バリッとしてジューシー。
お肉に現を抜かしている間もなくまぐろも登場。
脂をしっかり感じるチキンと対照的に、まぐろはさっぱりとした赤身。
まだ夏のまぐろっぽい軽い酸味を感じる香りの印象的な味わいでした。
バターのように濃厚な脂。
しゃぶり尽くすように骨の隅々まで外しながらいただきました。
大満足。
けんちん汁は丼で。
途中で気が付いたのですけど、葛切りが入っているのが面白かったです。
こういう汁物に葛が入っているのって経験がなかったのですけど、詳しい人に聞くと「鰻屋さんではときどき使っているお店がある」とのことでした。
というわけで、インパクト大のチキンはもちろん、まぐろ、けんちん汁も大変美味しくいただきました。
大大大満足で、ごちそう様でした!