この日は朝から品川方面に用事があったので、界隈で何か美味しいものを…と大森「ケララの風 モーニング」さんへ。
ティファンを提供する業態になってから2度目の訪問なので、まだいただいていなかったメニューを押さえていきます。
ドーサ。
メニューには「発酵させた豆米のうす焼き」との説明書きがありました。
相変わらずバナナの皮風のお皿がかわいいです。
発酵の酸味が香りからも感じられる仕上がり。
シンプルに巻き込んだ形での提供に、何だかこちらのお店らしい王道っぽさを感じます。
サンバルとチャトニーが添えられています。
ドーサの酸味とチャトニーのココナツの甘い香りがよく合うので、ついついたっぷりめに付けてしまいます。
こちらのお店のサンバルはさらさらタイプで、和食でいうお吸物に近い感じ。
ドーサは薄くなっている端がパリパリに焼き上がっているかと思いきや、中心部の方がしっかり焼きが入って外側に行くにしたがってもちもちとした食感が残っていました。
ウタパン。
メニューの説明書きは「発酵させた豆米の焼きもの」。
先ほどのドーサは「クレープ」に例えられることが多いですが、ウタパンは「チヂミ」と言われているようです。分かる。
こちらもサンバルとチャトニー付きです。
トマトと青唐辛子、仕上げのカレーリーフソルトで彩りよく仕上がっています。
もっちんと弾力、そして歯切れもいい生地。
トマト、青唐辛子と複数の酸味が行き交う口の中です。
青唐辛子の風味はピーマンに近いニュアンスがあるので、トマトとの組み合わせも相俟って何だか全体として喫茶店のピザトーストも思わせるような味わいでした。
インド料理でなければ近寄ることのなさそうな独特の風味を満喫しつつも、どこか懐かしさを漂わせた2品でした。
年明けからメニューに変更があるようですが、また楽しみが増えるな!と思いながらごちそう様でした!